Archive for the ‘3.マイノリティ(発達しょう害、LGBT、依存症、更生)理解’ Category
脳脊髄液減少症の治療法への保険適用に向けて前進!
以前、紹介した脳脊髄液減少症の治療法への保険適用について前進があったと、以下の通り毎日新聞が報道しました。
「高度な医療技術の効果を検討する「先進医療会議」が14日、厚生労働省であり、脳脊髄(せきずい)液減少症(髄液漏れ)の治療法ブラッドパッチを保険適用すべきだと結論付けた。」(全文はこちらhttp://mainichi.jp/articles/20160115/k00/00m/040/046000c)
2月中旬の答申で最終的な判断がなされるようですが、大きな希望が見えてきたようです。
なお、公明党議員が昨年9月10日の厚生労働委員会で、直球勝負でこの問題について質問しており、脳脊髄液減少症患者・家族支援協会のホームページ(の真ん中あたり)で、その様子を50秒程度の動画で御覧いただくことができます。(→こちら)
千葉市議会でも全会一致で保険適用を求める意見書を国会に提出しました。もちろん、提案は公明党千葉市議団ですが、全会一致したことにほかの会派の方々にも感謝申し上げます。意見書はこちらからご覧いただけます(→こちら)
国も地方も力合わせて、一緒に押し上げ!もう一息です!
脳脊髄液減少症に対する治療の保険適用に向けて
投稿しないことがずっと気になっていたので、大みそかですが、やっぱり投稿します。
今年最後の千葉市議会第4回定例会で公明党千葉市議団として、脳脊髄液減少症治療に対する保険適用を国に求める意見書を提出し、千葉市議会で採択されました。
脳脊髄液減少症とは、これまで自律神経失調症やうつ病だけでなく、時には怠けなどと見なされてきた症状・行動傾向のうち、実はスポーツや交通事故の衝撃によって起きた脳脊髄液の漏れが原因となっているものです。
ブラッドパッチという治療法で9割以上が改善したとの臨床報告がなされていますが、医学界でも認知が必ずしも進んでいないようです。
そこで、公明党として地方議員も国会議員も一体となって、この保険が適用されずに多くの方が苦しんでいる方を支援する動きを長年起こしてきており、今月も24日に厚労相に署名を提出しています。
https://www.komei.or.jp/news/detail/20151226_18836
一方、この写真は、今月、千葉市で行われたこの運動の催しのプログラムです。
出席された熊谷市長の温かい挨拶も印象的でしたが、教育委員会の志村教育長が、(意外にも?!と言っては失礼ですね…)教育者ならではの、かなり熱い想いを語られたことに驚いたのは私だけでしょうか。
千葉市内で行われたにもかかわらず、この催しを運営されていたのは、公明党船橋市議会議員団、なかんずく同期の1年生議員の方々でした。感服。
この運動も、来年大きなヤマを迎えます。

近況:犯罪や非行から地域を守る、立ち直りを支援する
少し変わった近況活動を紹介です。(長文癖が再発しつつあります…)
写真の1枚目は、千葉市若葉区にある更生保護施設「千葉県帰性会」です。先日、施設内を見学させていただきました。
更生保護施設とは、更生保護法に基づいて運営される施設で、犯罪や非行を犯した人の中で、更生意欲があっても保護者などの引受人がなく、適当な住居がないなどのために 更生を妨げられるおそれがある人たちに一定期間の宿泊や食事を提供し、社会人として自立更生できるように援助する施設です。
刑務所等と同様に、対象者の高齢化や福祉的ニーズ増加の課題を直に確認させていただきました。
ことさら施設の存在を紹介すると、地域から偏見の視線が注がれる?
いえ、どの施設も地域で生きる時代ですので、地域の方々に正確な情報を流すことの方が重要だと思いますし、それが共生社会の一歩だと考えます。
もう1枚も地味な写真ですいません。先日、行われた犯罪社会学会で稚拙な発表をさせていただきました。
少年鑑別所の処遇(観護処遇)の視点から、新法の意義、こどもの人権と健全育成の関係、地域の刑事政策の在り方等を問題提起させて頂きました。
私としては、現在の主流である再犯防止政策に、いわゆる1号観察への対応が抜け落ちていないか等々の問題提起もしたつもりでしたが、各分野の重鎮の先生方から「健全育成」への質問が集中したのは、多少驚きました。しかし、余りにも貴重な質問・意見で、めまいがするほどエキサイティングな議論をさせて頂きました。いつか整理してお伝えできればと思います。
地域の安全、防犯、子どもの健全育成を重要な政策の柱としている自分としては、専門的な議論や関係者とのネットワークは当然貴重ですが、最近の私をしびれさせたのは、専門家だけでなく、一人の市民の方の決断でした。
その方は、保護司制度を知って、自分から保護司になる申請をされた方でした。私は前職で少年保護を専門としていましたが、逆に専門でないような方が、他薦ではなく自分から決意されたことに尊さを感じ、私自身も最大に触発され、モチベーションが高まりました。
更生保護事業に興味を持たれた方は、ぜひ以下のページを御覧ください。
NPO法人 千葉性暴力被害支援センター「ちさと」設立
昨日の千葉日報で紹介されました、千葉性暴力被害支援センター「ちさと」が発足して1年半が経ち、このほどNPO法人となる設立記念式が本日行われ、来賓挨拶させていただきました。
このワンストップ支援センターは、性犯罪・性暴力被害者への医療支援、法的支援、心理的支援等を1か所24時間体制で提供し、心身の早期回復を図るものです。
同理事長の大川先生の御講演を、昨年の千葉少年問題研究会で拝聴する機会があり、関心を持っていました。
千葉少年鑑別所に勤務していた当時、加害者の女子少年が性被害経験を有していることが珍しくない印象で、本日の挨拶でもその話題や、臨床現場では男性ができる支援に限りがあるからこそ、被害者のために、男女が協力して臨む必要があることなどをお話しさせていただきました。
この後、実際に御自身が被害の当事者であることを表明し、被害者支援活動に尽力されている方の御講演を拝聴しました。犯罪予防と被害者支援をいかに進めていくか、市、県、国の壁を超えて取り組んでいくべきと強く感じました。
少年事件で想うこと①
中学1年生の男子生徒が犠牲になった川崎市の痛ましい事件。
あの事件はその後どうなったのか?
事件を起こしたとされる少年3名は、5月中旬?までに言い渡されるはずの家庭裁判所による審判決定に向けて、少年鑑別所で過ごしている状態だと推察されます。
私はこの事件について信頼に足りうる、まともな情報を持っていないため、この少年たちについての個人的な意見を発信してません(直接お会いした方に聞かれれば、勝手な推測を誤解の無いように述べてますが。)。審判決定の要旨等が公表されるまでは言わない、言えない?
でも、過日行われた千葉市議会議員選挙を戦う過程で、この事件をきっかけに私の経歴に多くの方々が関心を抱いてくださったという印象を持ちました。ですので、所詮限られた経験からではありますが、そこで聞かれたことに関連したコメントを、川崎市の事件に限らない少年事件全般とそれを取り巻く現状について、少しだけ述べさせていただきます。
①私の現場経験では、「少年法が甘いから犯行に及んだ」という非行少年に会ったことはありませんでした。逆に、「なんで、無免許運転だけで、万引きだけで、(時には「何も犯罪してないのに」)少年院に一年も閉じ込められなきゃいけないんだ」という少年からの不満は散々聞いてきました。
②現在、少年院や少年鑑別所を一般市民の方が見学する機会は飛躍的に多くなりましたが、マスコミに登場してコメントしている評論家・タレントで、少年矯正の現場を見に来た人はほとんどいないという印象です。
参考までに、今回の統一地方選挙の候補者ではありませんが、小選挙区大阪5区を勝ち抜いて2期目の公明党「国重とおる」衆議院議員は、昨年、児童自立支援施設への視察で、施設での宿泊をしています(史上初「泊付き視察」?)。施設勤務経験者であれば、この前例のない「本気度」を実感していただけると思います(受け入れる側も最初はびっくりしただろうなぁ)。
ということで、川崎市の事件については、また5月中旬くらい?に。
(じゃ、何で今投稿した?「文芸春秋」の今月号に刺激されて、思わず投稿した?)
西千葉・千葉大学(食堂):こんな時こそハラール食
千葉が全国に誇る千葉大学。稲毛区にあります。
当方もここの現役の大学院生(後期課程なので回数的にはあまり行ってませんが…)として学ばせて頂いており、ご紹介したいことは山ほどある楽しい大学ですが、今日は食堂のみ。
しかも料理の写真はなく、HALAL(ハラール)の説明書きのみ(???)
ハラールとは「許されたもの」という意味で、ハラール食とはイスラム教で禁忌とされている食材(豚肉やアルコール等々)を用いずに、調理された料理のようです。
千葉県や千葉市では、官民問わずイスラム市場への進出を目指し、昨年はこのハラール食の導入が話題になってましたが、過激派組織「イスラム国」による誘拐事件、続出するテロ事件関連の報道に押されてか、イスラム文化を尊重するこの話題が、余り取り上げられなくなった気がします…
千葉大学の学食ではいち早く導入され、食堂経営者と大学当局とイスラム教徒の留学生で協議しながら、継続しています。現代のいわゆる日本人の食文化だって、昔の人や他国の人から見れば、「なんでこんなの食べるんだ」「なんで食べないんだ」というのは当然ある。でも、誰だって自分の文化が配慮されていることを感じれば、おのずと距離感は縮まると思います。
いわゆる日本人のイスラム圏に対しての態度が複雑になっている、こんな時だからこそ、ハラール食を広めたいですね。
いわゆる日本が、(一部のテロ集団ではなく)多くのイスラム教徒やイスラム文化と敵対するどころか、尊重している姿勢の証しとして。
声高に資金援助の「人道性」を叫ぶのもいいのですが、地味でも私はこっちの路線です。






