週刊文春の記事にあるセクハラと党幹部による口止めはなかった、真実と信じる相当な理由もない、との判決の意義は大きいものです。
もちろん、その発端となる元代議士の異性トラブルは許容されるものではありませんが、山口なつお代表(当時)など党幹部による口止めはなく、デマであったこと、真実と信じる相当な理由もないのに記事にした週刊文春のいい加減さが明らかになったことは、明記しておきたいところです。
デマが流れて目前の選挙でダメージが生じる、しかも真実が明らかになる頃には忘れ去られている、またそこで生じた損失は回復できない、損害賠償金は必要経費レベルでデマを流した加害者に実害はない、この手法の横行、この悪循環がどれほど社会を蝕んでいるか。
デマというとネットというイメージがありますが、ネットに限らず、以前から横行している「デマに対する社会全体の姿勢」が問い直されるべきです。
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