バックナンバー 2024年 2月

先週の学びはまだ終わらず、です。
NPO法人全国薬物依存症者家族会連合会(通称・やっかれん)発行の漫画本「もしあなたの大切な人が薬物を使ったら・・・その後」
そして保護司へのオンライン講演会、千葉大学社会精神保健教育研究センターの東本愛香先生による「性犯罪事犯者との面接、どうしていますか?ー性犯罪事犯の理解と面接の意味ー」
自分自身をアップデートです。

先週は学びの機会の連続。
千葉での研究会が続き、著名な方々と交流をさせて頂きました。
その中でも。川名壮志さんとの再会は感慨深いものがありました。
(以前、被害・加害の双方に向き合った著書「謝るなら、いつでもおいで」(新潮社)を本ブログでも紹介させて頂きました。)
川名さんが1年半前に出された「記者がひもとく「少年」事件史―少年がナイフを握るたび大人たちは理由を探す」(岩波新書)は、私にとって最も感銘を受けた1冊で、著者本人に感動を伝えたいと思っていました。
重大事件の犯人が少年だと分かるたびに、社会と個人の責任、報道における実名・匿名、加害・被害の間で、社会は揺れ動いてきました。
少年事件に関する著作は、事件ルポだったり、少年法への評価だったり、時には特定機関を宣伝するための更生ストーリーだったりする印象を強く持っています。
本著はそれらとは一線を画し、日本社会における少年の表象(representation)の歴史を客観的に描き出しています。
つまり、社会が少年をどのようにとらえ、少年像を共有したきたか。
少年に関する言説が少年像を形成し、少年像に基づいて新たな言説が生じてきた歴史です。
当方のように多少なりとも実務現場でお世話になると、シンプルな厳罰主義やシンプルな保護主義に組みできない気持ちになります。
それらはいずれも、大人にとって都合のよいストーリーで、実はいずれも「少年不在」に感じるからです。本書の副題にあるように、大人は常に「理由を探す」のです。
さて、私は少年に関するどのような言葉を紡ぐのか、いまだに問いかけます。
#川名壮志 #記者がひもとく「少年」事件史 #少年事件 #非行
#少年法

先週は学びの連続
千葉大学社会科学研究院法学研究部門主催(千葉大学法学会共催)後藤弘子教授の退職記念講演会「マージナルな人々と法ー女性と子どもと犯罪ー」を拝聴しました。
後藤先生は、矯正における代表的な有識者ですが、個人的には大学院で…、さらに千葉市政においては「子どもへの性暴力防止対策検討会」の座長、同委員会委員長として、全国的にも先進的な取り組みを展開して頂いており、大変お世話になっております。
後藤先生が高校生時代(!)に感銘を受けた著作から、退官にあたっての今後の抱負まで多岐に。(「退官」される先生が「やりたいこと」を(えっ、そんなに!と思うくらい)列挙されるバイタリティー自体が、後藤先生だなぁと圧倒されました)
自分自身の権力性への自覚、当事者・現場との対話、ジェンダー差別規範への意識、自己へのマージナルな意識(相対化)、原点に立ち返ることの重要性、対立構造を持ち込まない理論構築…などなど自分にとってあまりにも重要な内容でした。
大変ご苦労様でした。
今後もよろしくお願いします( ´艸`)
#後藤弘子

先週末は都賀公民館にて「市長と語る会」に地元連協の自治会長さんたちを中心に住民の皆様と出席。
神谷市長が市政の現在、来年度への取組み、展望を語り、住民からの率直な質問・要望に答える現場を垣間見て、私にとっても学びの機会となりました。
市長の語りから資料の造りまで、住民の皆様に大好評でした。
#都賀公民館
#市長と語る会

作草部公園の桜も、よ~く見ると芽吹いてました。
ちょうど1週間前は、千葉でも珍しい降雪でしたが、もうすぐ春ですね。
#作草部公園

最近ひじを痛め、腱鞘炎と診断。
しかし家族は私の肘痛より、大谷選手⚾️の肘ばかり心配している…などと思っていたら、こんなんが食卓に。

 
激励なのか、茶化されているのか、よく分かりませんが…ありがとう?

 
#腱鞘炎
#ひじ

第68回千葉市都市計画審議会
千葉市役所本庁舎正庁にて開催。

 
議案は、鎌取インターチェンジ周辺地区の地区計画の決定、都市計画道路の変更、大野台1丁目中間処理施設の許可に続き、長期未施行の土地区画整理事業の見直し方針についての諮問が行われました。

 
第4号議案の対象となる計画は、指定年が最も古い区域指定で昭和16年、新しいものでも昭和43年…。
昭和44年3月生まれの私としては、自分が生まれる前に区域指定した計画を審議するとは、努々(ゆめゆめ)思いませんでした。

 
行政の根幹に「計画性」があるとはいえ、あまりにも現実と乖離してしまう現象に考えさせられます。
とはいえ、(放置されていた?)計画を自分たちの時代で見直そうと踏み切った姿勢に敬意です。

本日は、防災・減災対策調査特別委員会で千葉市消防学校を視察。
土砂災害対応訓練や消防防災ヘリを視察し、風水害や航空隊について説明を受けました。

 
写真にある「おおとり2号」は、先月、能登半島へ1週間程度の応援に。
吹雪で制限されるなか行った現地での活動や、そこで情報収集した画像等の説明を受けました。

 
千葉県内でも、毎年のように山での滑落事故で出動している動画を拝見し、体制の維持・強化の必要性を感じるとともに、関係者の皆様の尽力に感謝した次第です。

 
#千葉市消防学校 #消防防災ヘリコプター

毎年恒例のCFES(シーフェス)が文化センターで開催。
千葉の高校生バンドが盛り上がりました。
私は大規模音楽フェスよりも、こういう対バンが好きです。
出演者は、プロ志向から想い出作りまで様々だと思いますが、動機はそれぞれでいい。どんな動機でも、全員にとって、「特別な瞬間」になったことは、間違いありません。
大きな会場で、ちゃんとした音響、十分すぎる照明、そして同世代のバンド。絶対「特別な瞬間」です。
どのバンドも個性豊かでしたが、とにかく #ジャストリブート の演奏とパフォーマンスが良く、覚醒した?

トップページに動画をしばらく貼りますが、今日の方がかなりいい。
今日のスタイルで今後ガンガンに行ってほしいと思いました。
出演者、関係者の皆様、ご苦労様でした!
#CFES
#シーフェス
#ジャストリブート

視察④さかいハッタツ友の会
発達障害当事者の会として、その道では全国的に有名な「さかいハッタツ友の会」。
活動が幅広すぎて表現しきれませんが、石橋さんは、自治体や自助グループからの依頼に応じて講演するだけでなく、全国に出向いて自助グループの活動を支えています。

 
今回は、X(旧Tw)のスペースに参加し、「自助グループの自助」の現場を目の当たりにし、そして、石橋代表と市内で対面。堺市役所前でツーショット。
堺市の田代ゆう子市議も参加していただき、現在と未来への忌憚のない意見交換。
この会は、自分が大きくなるための活動ではなく、全国各地で指向に合わせた小グループの設置、そしてその自助グループ運営者を支える活動も行っています。
そして、何と言っても、当事者でなければ言えない石橋さんの(時には当事者に対しても厳しい発言)発信が、発達障害支援の現在と未来のリアリティを感じさせてくれるのだと思います。
学びと反省と希望の機会でした。ありがとうございました。

 

※ ちなみに、石橋さんは泉北レモンを栽培されていて、近畿農政局賞も受賞されています。G20サミット晩餐会でも使われたとか。発達障害者の事業所になるかも…こちらも大きな夢が。

 
#さかいハッタツ友の会
#泉北レモン
#発達障害

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稲毛区 櫻井秀夫