先の議会の代表質疑では、大きく取り上げられた地域別犯罪認知件数のオープンデータ化や、市立青葉病院の救急体制の課題以外にも、様々な重要な質疑がありました。
そのなかでも特に紹介したいのが、犯罪被害者支援条例の制定についてです。
代表質疑では、犯罪被害者に対する県の支援制度は不十分であり、千葉市独自に犯罪被害者支援条を制定するなど犯罪被害者支援を拡充すべき、と質問しました。
市長から、県の支援制度には含まれていない日常生活支援など、実効性を担保するため、千葉市独自の条例化に向けた検討を進めていく、との答弁が得られました。
大きな前進です。
写真は、この夏に伺った千葉犯罪被害者支援センターのセンター長さんと相談員さんとの意見交換の場面です。
第4回オリーブ轟地域交流会 2022オクトーバーフェスト #オリーブ轟 が行われました。
ここは、
社会福祉法人オリーブの樹 オリーブ轟(主催者)と
とどろき一倫荘、そして小ばと会なでしこ保育園…要は、老人ホーム、認定こども園、障がい者リハビリ施設が同じ敷地内に隣接する、市内初の複合福祉施設です。
この場所(機動隊跡地)の利活用については、
平成27年第2回定例会から始まって、平成28年第1回、同第2回、平成30年第2回の定例会の一般質問で取り上げてきました。
趣旨は、この国有地に大型の特養老人ホームを建設するという考え方ではなく、
数年後には特養不足がピークアウトすることを見越して、天台駅のすぐそばという利便性を特養老人ホームの建設だけでなく、公共交通機関を使用する障がい者の通い先や、通勤前後に保育所に送迎する現役世代のために活用し、障がい者施設や認定こども園も併設することを提案してきました。
このような複合福祉施設は千葉市では例がなく、イメージできない方や、自分たちの署名で実現したとアピールしたい政治勢力から反対もされましたが、
今後、千葉市がインクルーシブなまちづくり、多様性が尊重されるまちづくりを推進する上で、重要な試みになると確信して、これでもかと繰り返し訴えてきました。
まあ、面倒な話は抜きにして、一番伝えたいのは
「様々な機会を創出してくれるオリーブさんが作るものは、本当に美味しいんです」
ということです( ´艸`)