先日、医療少年院への視察を投稿したこともあり、今さらですが、今年の2月10日付けの公明新聞1面下段コラム「北斗七星」の紹介です。
締めくくりは以下の文章でした。
「犯罪や非行歴のある人の更生には、地域社会の理解と個別に寄り添う伴走型支援が欠かせない。現役の保護司でもある公明党の千葉市議が議会で訴えた言葉。「(出所者は)社会で再犯をしないか試されているが、実は、試されているのは受け入れる社会の方でもある。」
というものでした。
面白いもので、名前が出ている記事よりも、このように名前が隠されている記事の方が地元での反響が大きかったです(「あれ、桜井さんでしょ」と)。
また、たくさんではありませんが、もう3か月以上前のコラムなのに、毎月、いまだにこのコラムから調べて当方のHPやプロフィールにたどり着き、当方に連絡・相談をされる方々がおられます。出所者や出院者だけでなく、彼らを支える周囲の方々もかなり悩まれていることを痛感します。
何年も前の議会での発言を取り上げてくれた記者に対し、「こんな上から目線の発言、わざわざ取り上げるなんて…」などと遠慮気味に対応していましたが、実は若い記者の気概に心を打たれ、大変励みになってました。
試されているのは、まさに私自身ですが。