本日6月19日(土)の公明新聞6面に掲載して頂きました。
児童相談所の体制強化について、最近、当方が進めてきた取組みとして
・組織整備と職員の(専門性を育てる・活かせる)適正配置
・全国で情報共有するためのシステム改修
・保護された児童の食費の引き上げ(1日あたり30円UP)
1日30円(牛乳1本分程度)って、ささやかな金額に聞こえるかも…ですが、
でも現場を知っていれば、児童にとっては大きな30円であることが分かりますし、工夫次第で、例えばクリスマスの際とかに季節感のある1品を添えることができます(そんな工夫を前職の現場で実感です)。
それに、年間で全体にすると何百万円に積みあがります。
昨秋に議会で提案した際には、ゼロベースからの挑戦であったにもかかわらず…、本当に関係者の皆様のおかげです。
このような課題が起きない仕組みづくりとして、また児童専門職が専門性を発揮できるように、総務系の部署の設置もその議会で提案しましたが、本年度から人事・経理・施設を管理する総務班が設置されました。
前の局長がやり手だなと思ったのは、総務班だけでなく、療育手帳の判定をする障害診断班も設置したことです。18歳未満は児相でできますが、、児相というと「虐待」の相談という印象が圧倒的に強いのですが、先日の公明党の代表質問に対し、神谷市長からは、相談の半数は療育に関わることなので、その専従班を設置したとの答弁がありました。素晴らしい。
…と書き始めると、止まりませんが…とにかく
大声で反対!と叫ぶことが政治だという考え方もあるかもしれませんが、
一隅を照らしながら、具体的な改善に責任をもつ、そのようにありたいと思っています。