10年前の3.11は仙台市の少年院で勤務していました。

前日の3月10日に、次の赴任地である千葉少年鑑別所に出向いて引継ぎを受け、翌3月11日の朝に千葉を出て、午後には仙台に戻り、現場で勤務していました。

 
当時のことをいろいろ思い、大変だったとか様々あり、これまでもブログに残してきましたが、
「あの時」「いるべき場所」「いたい場所」にいられて良かった、幸運だったというのが、偽りない心境です。

 

 
そして、災害そのものよりも、当時の自らが採った選択を、自分自身を責めている方がいることも知っています。
そのような方にかける言葉は、いまだに分かりませんが、そういう方がいること自体を忘れないようにしたいと思っています。

 

 
そして、仙台で生まれた娘に、「あの時」荒浜に押し寄せた津波の映像を、10年かかって今日、初めて見せました。
「見たい」と自分で言ったので。
成長を感じます。

 
う~ん、やはり、前から思っていますが、3.11は休日にしてもらいたいですね。

…振り返るのに、時間とエネルギーが必要です。

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