空気も澄んで富士がよく見えた本日、千葉市議会第1回定例会も中盤に差し掛かり、予算審査特別委員会都市建設分科会が開かれました。
常任委員会の委員長が主査を務めます本分科会では、令和3年度当初予算議案の担当局分を審査します。
千葉駅周辺の再開発・活性化、空き家対策、造成地滑動崩落対策、新婚新生活支援、住居確保要配慮者円滑入居支援、稲毛海浜公園のリニューアル、千葉公園の再整備、動物公園管理運営、フクダ電子アリーナの充実などの重点事務事業を中心に、多岐にわたって活発な質疑が行われました。
また、議会ICT化に伴うペーパーレス会議の試行運用のため、分科会・委員会でもノートパソコン及びタブレットの持ち込みが許可されています。
緊急事態宣言に伴う時短営業をした飲食店と取引がある業者や、
外出自粛で影響を受けた事業者で、
今年の売り上げが前年か前々年と比べて1か月でも50%以上減ったことを条件に、
中堅・中小企業、個人事業者向けに給付される「一時支援金」の概要が10日(水)発表されました。
夜間営業しておらず、今回の緊急事態宣言による時短要請の協力金の対象になっていない飲食店や、飲食店に食材や備品等を提供している取引先などが対象となっています。
3月初旬から受付開始予定とのことです。詳細は下記サイトで。
中小企業庁https://mirasapo-plus.go.jp/infomation/13394/
写真の公明新聞https://viewer.komei-shimbun.jp/NAViH_S/NAViih#sec_page_paper_detail
議会の間近になって、前回議会の宿題を慌てて報告です。(まるで8月31日の小学生です。)
前振りですが、ジェンダーレス制服に関する記事が多くなってきました。
一例は写真のこちらhttps://dime.jp/genre/978329/
学校に関する話題が続きますが、前回の議会では、「だれもが着用できるスラックス」、「みんなの制服」の市立中学校での推進について、質問しました。
誰もが着用できるスラックスというと分かりにくいのですが、最近では女子用スラックスなどが代表的に普及しています。
(ただ、女子用スラックスというと、制服問題で悩んでおられるLGBTの方を置き去りにしていますし、記事のようなジェンダーレス制服というと、みんなの制服=ジェンダー問題というような見方になってしまい、「イコール」ではないのに…と思ってしまいます。
制服においてジェンダーの視点は、問題の入り口として重要とは思いますが、発達障がいの方に多い生地に対する知覚過敏やイスラム教などの宗教的な理由など、多様な視点が必要です。)
答弁では、誰もが着用できるスラックスを整備したり、選択制を導入したり、検討したりしている市立中学校は市内55校中、昨年度7校だったのに対し、今年度は14校に倍増しているとのことです。
確実に現場は進んできています。
全国の都道府県立「高校」において、このような制服の選択肢を設ける学校が600校を超え、千葉県も全国で3番目に多い73校が選択肢を設けていますが、議会質問で求めたような公立中学校では、まだレアな状況です。
そして、この質疑で、千葉市としての制服のあり方についての基本的な考え方を初めて引き出しました。それは…
①生徒の意見を尊重し、関係者と調整し、学校が判断する
②多様な選択肢があることが望ましいことから、誰もが着用できるスラックスの導入を推進する
前職で法務省の矯正局に勤務した際に、少年院や少年鑑別所で勤務する法務教官の制服の改訂に携わった経験がありますが、
制服は意外に論争的になりやすいテーマではあるものの、当事者の意見をしっかり聴取して、当事者同士で決めることが大切で、
「何のための制服か、だれのための制服か」
を共有できれば、自ずと方向性は見えてくると思います。
以前、学校教育にSDGsを活かした教育の促進、なかんずく地元の大学生と協同した実践を議会質問で求めましたが、千葉大学の学生によって作られたSDGsのオリジナル・ボードゲームが、千葉市内の中学校で昨年末に試行され話題に。(「記事、見たよ」みたいな)
私は「この素晴らしい取組みは、絶対、児童・生徒のためになる」と思ったことを、私なりに大人の世界(?)につないだだけで、発案も企画も制作も実演も「全て」学生の皆さんの手によるものです。
それは、卒業していった先輩たちが残した遺産や想いや、千葉大学だけでなく県内他大生とのネットワークからの展開など、学生・青年の行動と連帯によって生み出されたものなのだと感じます。
公明党の遠山清彦衆院議員(当時)は、緊急事態宣言下の都内の飲食店を午後8時以降に訪れていたことや、2019年の政治資金収支報告書に不適切な支出を計上していたことにより、政治への信頼を深く傷つけたとして、2月1日に議員辞職願を提出し、衆院本会議で許可されました。
また、昨日の定例記者会見で、神奈川6区について次期衆院選での公明党からの候補者擁立を見送ることを、山口代表が明らかにしました。
この度は、多くの方々にご迷惑をお掛けたしたことをお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。
信頼回復への道のりは長く険しいものではありますが、懸命に働いてまいります。
また、この期間において、お詫びに伺った地元商店街をはじめとする地域の皆様には、本当に温かい言葉をかけて頂きました。
さらに、先週末に開催した地元・稲毛支部の拡大党員会(オンライン)では、急な開催にもかかわらず200名以上の方にご参加いただき、叱咤激励、党の体質改善など様々な声を頂きました。
本当にありがとうございました。
頂いた声を党に届けていくとともに、自分自身が地元で体現してまいる決意です。
今後とも御指導御鞭撻のほど宜しくお願い致します。