特別展「軍都千葉と千葉空襲」
千葉市制100周年記念特別展「軍都千葉と千葉空襲―軍と歩んだまち・戦時下のひとびとー」が、千葉市立郷土博物館で始まりました。
明治5年から始まる「軍都」としての千葉市の「まちのかたち」、昭和20年の6月空襲・7月空襲、そして戦後の復興、平成元年の平和都市宣言の歴史を、豊富な資料でたどっています。
資料の豊富さゆえに、購入したパンフレットで頭の中を改めて整理する必要がありますが、当時の千葉市民が手に取った、実際に使った資料から直接伝わる重みは、何物にも代えがたい貴重な経験になりました。
先日紹介した作草部の千葉気球隊も含め、天台、小中台、椿森、弁天町、若松町などに軍施設が設置され、それが、例えば天台における昭和期の大規模な旧・国鉄官舎や少年鑑別所、児童相談所など多くの公共施設による土地利用の淵源でもあることが確認できます。
軍都として地元が誘致したことから、昭和2年10月27日に千葉駅に到着した気球隊を千葉県知事の万歳三唱で迎え、都賀村や作草部には歓迎門が設けられ、都賀・穴川の地元住民3,000名以上、団体関係者や都賀小学校職員生徒約500名が集まり、歓迎の意を表していたようです。(しかし、「予想ニ反̪シ其人員ノ少キヲ遺憾トス」といった、商人らしい(期待外れの)率直な声も残されているようです( ´艸`))
その一方で、日立航空機株式会社千葉工場を標的とした6月空襲では、蘇我1丁目だけでも129名が戦災死されたと解説されており、軍都としての悲しい歴史も目の当たりにします。
会場の外に出ると、晴れ渡った週末の青空に恵まれていました。
