バックナンバー 2020年 11月

本年で11回目となる稲毛スカイタウン作品展に伺いました。
感染症対策が施された会場で、会場を鮮やかに彩る折り紙を始めとする、住民の皆様の様々な文化作品を鑑賞させて頂きました。
(接触を回避するために、必死のパッチで自撮りを敢行し、笑顔の余裕なし。)

 

 
会場わきの歩道橋からの写真は、道路が伸びる先の景色が途絶え、見る側の空想を刺激して、晴れわたる空は気持ちを広げてくれます。
私が区内で好きなスポットの一つです。

 

 
コロナ禍において、感染症対策をして運営された関係者の皆様に、感謝と敬意を表します。
ありがとうございました。

千葉市稲毛区作草部にある旧気球聯隊第二格納庫(その後は川光倉庫)の解体が、9月にご紹介した見学会の後に行われました。

 
軍都・千葉の歴史を物語る史跡の中でも最大の建築物でしたが、写真のとおり鉄骨材の姿が現れた後に、更地になりました。
見学会を企画・運営された地元の方々から、新たな課題を教えていただき、同じく稲毛区選出の自民党の小松崎文嘉・千葉市議と現場に急行し、地元住民の方と対応を協議しました。

 
お互いにこれまで何度も確認してきた現場でしたが、写真のとおり残った部品の一部のみとなった現場で、課題をこの目で確かめるとともに、改めて保管・伝承の在り方を考え、議論する機会となりました。

 
また、このように、すぐに現場で協議できる関係には、感謝してもしきれません。

先週は、党の創立記念日もありましたが、このコロナ禍にあってお祝いムードではありませんでした。
しかし、先週の朝日は、千葉市の早朝を映したこの写真のようなオレンジ色の日差しが、連日のように部屋の中にまで差し込み、なんか力づけられた気がします。
この時期に創立記念日があるおかげで、これからの1年間に向けた具体的な目標を立て、決意を新たにしました。
今週、気持ちを新たに頑張ります。

児童虐待防止強化月間につき、公明党として各地でオレンジリボン街頭演説を行いましたが、月初めに約束した通り、関連の議会質問について報告します。
これまでも、児童相談所への警察OB・弁護士の配置、個室の増設、外部評価の導入、児童による意見箱の設置、学習支援の充実、スーパーバイザー体制の整備、専門職員の異動抑制、虐待専従チームの設置、夜間相談・指導員の増員について求め、議論を重ねてきましたが、今回は、さらに「次の展開」を意識するものになりました。

 
【今回の主な質疑】
①質問)新型コロナウイルスによる一斉休校期間中における要保護児童等の状況をどのように把握しているか
答弁)児童虐待リスクが高まる恐れがあることから、要保護児童対策地域協議会(要対協)のケース延べ651人について、3月と4月に児相、各保健福祉センター、保健所、学校が原則目視で状況確認をし、一時保護などの緊急性の高い児童はおりませんでしたが、継続支援を実施しました。
評価)今夏に判明した市原市での虐待死事案では、目視確認を怠ったことが虐待を見落とした直接の原因とされていることから、国からの指示より先んじて、市内の関係機関が協力して目視確認していたことを評価しました。

 
②質問)国が努力義務として定めた、区役所を入口とする「子ども家庭総合支援拠点」を千葉市でも設置して、児相のみで全件を対応する現在の虐待対策体制を抜本的に整備すべき
答弁)子ども家庭総合支援拠点の令和4年度からの設置を検討します。
評価)初めての具体的な答弁です。令和4年度の設置開始、令和6年度の全市展開に向けて、身近で寄り添える区役所で虐待リスクを適切に把握できる体制整備を目指します。
さらに、子ども家庭総合支援拠点と要対協との関係などについても質疑を行うなど、単に新たな機関を作ることが目的ではなく、これから詰めるべき詳細についても議論を始められたことは、意義深かったと思います。

 

 
③質問)被虐待児の自治体を超えた転居によって支援から抜け落ちないように、自治体間で情報を共有する広域連携システムを千葉市で導入すべき
答弁)令和3年度から遅滞なく導入してまいります。
評価)昨年の野田市での死亡事案では、転居元の沖縄県との連携が問題になり、昨年の質疑で本市と他自治体との連携方法を問うたところ、現場の職員が何とかFAXで対応している実態が明らかになりました。そこで、昨年から本システムの導入を求めてきましたが、来年度には間違いなく導入するとの強い約束でした。

 

 
④質問)どのような体制でも、児童の保護や専門家育成などの面で、現在の児相では既にキャパシティを超えており、児相の増設、分所・支所の設置を具体的に検討し、課題を整理すべき
答弁)増設も含めて最適な在り方を検討し、増設にあたっては、来所者の利便性、施設の役割分担、住民と児童のプライバシー保護、一時保護所増設の必要性を整理して検討します。
評価)平成28年第1回定例会で、児相の増設を初めて当方が要望した当時とは全く雰囲気が異なり、他の全会派も今回の議会で要望するなど、「いよいよ」の感があります。

 

 
⑤質問)現在の1所長・1課長・9班制を見直し、総務系の部署の設置も含め、組織を再編成すべき
答弁)組織として人事・経理・施設管理を迅速かつ適切に処理する必要性は年々高まっており、人材育成も含めて最適な組織の在り方を検討します。
評価)虐待通告件数の急増により急激に大きくなった児相の組織は、構造がいびつになっており、早急に整備する必要があります。また、福祉・心理の臨床の専門家が「いい仕事」をするには、総務系が整備されていないとできません。私自身が少年院や少年鑑別所の教官として現場で最も痛感していたことで、専門家の増員は全国的に求められていますが、専門家を機能させるための総務系の整備は初めての提案で、前向きな答弁でした。

 

 
⑥質問)児童相談所で保護した児童に対する食費単価を見直す必要があるのではないか
答弁)(成長期の児童への食事と食習慣は重要であるとしたうえで)食費単価は、平成4年の開所以来見直しを行ってこなかったことから、適切な単価を検討します。
評価)これまで食費単価の見直しがされてこなかったことを、当局が言い訳せずに、率直に認めたことに驚きました。これは千葉市だけが遅れているのではなく、全国の政令市の児童相談所が抱える、共通の構造的な課題です。ただ、総務系が弱い組織のしわ寄せを、このような形で児童にかぶらせてはいけません。今後に向けて非常に誠実な答弁でしたので、全国をけん引する改革を期待しています。

 

 
⑦質問)保護した児童が18歳で進路が決定していない場合の措置延長や施設退所後のアフターケアに取り組むべき、そのためにも、他市より少ない自立援助ホームの増設を積極的に支援すべき
答弁)措置延長やアフターケアの必要性は高く、自立援助ホームは児童の社会的自立に重要な役割を担う施設であると認識しており、開設希望の申し出があれば検討します。

チラシをもって地域回りする際には、コンビニのお世話になること多しです。

 

純粋に自分の趣味なのか
家族からの要望なのか

 
いずれにせよ、
改めて見ると、キャラ商品やドラマとコラボのシュークリームなど様々な企画商品がてんこ盛りですね…

視覚も味わいました。

最近は、合間を見ては、チラシを持って地域を回ってました。
今年は、前号までの内容について聞かれることが多く、正直、励みになります。と同時に、本当に関心を持たれる内容は、読み手それぞれなのだと痛感します。
写真のように、今年は様々なタイプのチラシを作ってきましたが、読みやすさ、読みごたえ…評価も様々です。

 

 

 

そして何よりも反応自体に感謝です。
そんな反応に支えられながら、もう今週は次回議会の通告。

 

 
なんか、あっという間に年の瀬になりそうな気がしました(汗)

週末は、
まず、磯部地域ルームにて行われた千葉市学童保育連絡協議会による千葉市子どもルーム三者懇談会に出席。
子どもルームの父母会、社会福祉協議会、千葉市役所健全育成課が会し、子どもルームの課題について意見交換が行われ、内容は各ルームの現場の個別要望から、特に千葉市の高学年ルームの在り方自体まで幅広く展開。

 

 

また、千葉県文化会館小ルームでは、歴史講座「戦争の惨禍を伝える」に出席。
先日紹介した千葉市制100周年記念令和2年度特別展「軍都千葉と千葉空襲」の関連イベントで、東京大空襲や千葉市の鉄道連隊関係遺跡について専門家の講演をフル拝聴。
「戦後」と一括りにできない多様な現実、体験者の高齢化が進む中で、聞き取りもこの5年が勝負、小学校が頼みの綱…等々。

 

 

個人的な感想ではありますが、「焼け跡」については当時の米軍の情報が正確だと思い込んでいましたが、そんな単純なことではなく、戦災の聞き取りや「焼け跡」を把握する方法論自体が論争的だと感じます。

 

イベントの後に、再度、郷土博物館に足を運び、新たに加わった模型を見て、考えること多しです。

本日の新聞5紙(読売、朝日、毎日、日経、千葉日報)の朝刊に、さくら通信を折込みし、稲毛区内に配布しております。
先日の千葉市議会第3回定例会での当方の一般質問、決算審議、委員会審議等をとおして、現在の千葉市政をお伝えしています。

 
10月に配布した公明党千葉市議会議員団の「議会だより」と引き続き地域の皆様にはお世話になります。
「さくら通信」は新年度の登録をされた党員さんに今週お届けしましたが、自発的に地域配布していただいている方々と共に、これから地域に、じっくり語り合いながら展開してまいります。

 
どうぞよろしくお願いします。

あっという間に11月ですが、今秋に地元自治会関係者の方から感謝の声を頂きました。
要望していた土のうステーションが設置されたとのことでした。

 
昨年の台風の折に、千葉市で大活躍した土のう。
昨年の12月の第4回定例会で質問し、昨年秋の台風・大雨で使用された土のうは約2万7千袋に達したとの答弁でしたので、それほどのニーズがあれば、今後は必要な地域に増設すべきと要望し、市も必要性を認め、増設を検討するとの答弁を得ていました。

 
浸水などの水害だけでなく、台風被害へのブルーシートの重しとして広く使われたようですが、アナログでベタな物ほど、用途が幅広く、応用が利きやすいですね。
今年度は、千葉市内各地で15か所16基が増設される予定です。
こちらこそ、貴重な声をありがとうございました。

 

 

※土のうステーション利用の注意事項と市内設置場所については、下記の市役所サイトでご確認ください。
千葉市:土のうステーション (city.chiba.jp)

#土のうステーション

今回の一般質問では、児童虐待防止対策に関する質問も(かなり)行いました。
長文にならなないように気を付けますが…

 
問1)千葉市におけるコロナ禍の休校期間中における要保護児童等の状況確認について

 
答)休校期間中に虐待リスクが高まる恐れがあることから、要対協のケース651名に対し、3月と4月に児相、各区保健福祉センター、保育所、小中学校等が原則目視で状況確認した。一時保護などの緊急性の高い児童はいなかったが、継続的な見守りが必要なケースには、見守り体制を維持し、働きかけを行っている。

 

 
評価)国(緊急事態宣言下での見守り強化アクションプラン)に先んじて、市独自に見守り体制を行ったこと、市内要対協関係機関が連携したこと、原則目視を打ち出して状況確認を行ったことは、高く評価されるべきと考えます。
このシリーズ長くなるので、どこまで投稿続けられるか不安ですが、11月は児童虐待防止推進月間ですので、自分なりに取り組みたいと思います。

 

その議会質問の録画です→
http://www.chiba-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=2217

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稲毛区 櫻井秀夫