バックナンバー 2020年 7月

当時生後4カ月だった長男に虐待を加え、重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた元県職員(24)の判決公判が昨日、千葉地裁で開かれ、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役2年6月)が言い渡されました。

 
先日は、3歳の女子が育児放棄の末、死亡したとして、大田区の母親(24)が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。

 

 
何かをバッシングして留飲を下げる前に考えたいです。

 

 
…写真は、7月12日の公明新聞(関東版)4面の「サーチライト」という小さな記事です。
そこで、千葉にこの人ありのNPO法人・友懇塾の井内理事長が涙ながらに語った言葉が紹介されていました。
「互いの幸せのために、親子の血縁関係の解消をあえて勧めることもある」
その一方で、「縁を切っても切れないのが親子だ」とも。
この一見矛盾する実相が、虐待や非行の現場における親子のリアリティだと感じます。

 

 

 
緊急事態宣言の状況下で、井内理事長にじっくり話を聞いた公明新聞の若手記者が何を感じたのか。
またゆっくり聞いてみたいと思います。

2次補正予算も含めた支援策とその問い合わせ先一覧の千葉市稲毛区版をまとめました。
(千葉市独自の支援策については、別途お伝えします。)
かなりのメニューで、見るのも大変かもしれませんが、何としても困っている方に届けたい情報です。
(公明党東京都本部の一覧表を活用させて頂きました。)

本日は、都市建設委員会で補正予算の案件審査。
例えば交通公共事業者への支援について議論では、この緊急事態宣言下で、バスの利用者は半減、タクシーは7割減、都市モノレールは4割減ものダメージを受けていたことが判明。
厳しいですね。

 
特にバスは、減便を抑制し運行を継続していただき、市民の足として社会を支えていただきました(空席が目立つ路線バスの姿を街で見かけると、胸が痛みました。)。
運転手を休業させれば受け取れていたはずの雇用調整助成金の金額を基に、事業継続支援金が検討されました。
また、慢性的な運転手不足解消への支援についても。

 
至らない委員長ですが、党派を超えての前向きな議論に、また担当部局の職員の皆様の尽力に感謝です。

第1回臨時会が開会。
私にとって臨時会は初めての経験です。
審議議案は、新型コロナウィルス対策として25事業、約50億円の補正予算です。
傍聴席は前回同様、距離を空けての配席、
透明なので写真では分かりにくいのですが、飛沫防止のアクリル板も、演壇に初めて設置されました。
短期集中で、しっかり取り組んで参ります。

例年どおり7月が強化月間ですが、今年は非接触型の啓発活動。

 

 
更生保護への啓発が目的の活動ですが、自分にとっては、
コロナだから活動中止、ではなく
コロナなのに通常活動、でもなく
コロナだからこその新しい活動様式への挑戦でもあります。

 

 

これまでのように、人が集まる場所で、数多くのチラシを配るやり方ではなく
保護司が説明員として、感染症対策のもと一対一で対応するという方法を、区役所ロビーにて試行してみました。
(更生保護に関する質問よりも、区役所の手続きへの質問が倍以上ありました…区役所の職員に見えた…?)

 

サポートセンターでも、自前のパーテーションを設置して、保護観察の面接を実施しています。

今週でヒヤリングを終了。
後半は、マスクだけでなくフェイスシールドも使用。
ヒヤリングと言いながらも、自分が相手に話し掛けることが多く、感染防止のために用意しましたが、自分が顔を触る癖に改めて気づきます。
(自分が感染している仮定で、相手に感染させないためです。)

 

 
ヒヤリングを通じて感じるのは、この新しい生活様式、さらには災害に強いまちづくりによって、これまで進められてきた、将来の人口減少を見据えた立地適正化計画、コンパクトシティ、集約型都市構造などの考え方についても、再検討が余儀なくされているという時代認識です。

 

 

 
ちなみに、私が身に着けているマスクとフェイスシールドは、千葉市稲毛区の㈱世広さんによるこだわりの国産製品です。
感染対策が長期戦ゆえに、繰り返し使ってのフィット感や、夏でも快適かどうかなどをじっくり選んで、ここに落ち着きました。

 

 
フェイスシールドは、額にあたる部分がスポンジだと汗がたまるので、上から空気が入るフレームタイプで、ストラップは軽くて水分に強いこと…
ヘルメットなどをかぶる仕事の方は、下からのマウスシールドを使用されるようですが、先日の委員会など現在でもマイクを使用することも多いことから、当面はフェイスシールド対応になりそうです。

 

 
千葉市役所・議会棟の前に出店されているキッチンカーにもお世話になりました。

千葉市動物公園に、千葉県内で唯一となるチーターとブチハイエナの展示場が今月21日(火)からオープンします。それに先駆けて内覧会が実施され、都市建設委員会委員として参加させて頂きました。

 

 
最も速く走る動物として子どもから人気のチーター、その快足が見られるように140mのランコースも整備されました。時速120キロと言われ、いきなりトップスピードに入れるその体のしなやかさは雰囲気があります。

 

 
チーターに話題が集まりますが、日本に到着してまだ2週間のブチハイエナも元気な姿を見せてくれました。実はチーターにとって天敵ですが、想定外の愛嬌です。

 

 
繁殖基地として機能する施設整備を行い、絶滅危惧種動物の(特にチーターの)種保存事業にも力を入れていくとのこと。

 

 
以前、モノレールから見えていた遊園地の跡地は、ふれあい動物の里として生まれ変わるなど、リスタート構想で大きく様変わりした千葉市動物公園にも是非お越しください。

朝は中央区が見えない空の状態、今日も千葉市の天候は不安定です。

 
この期間は担当部局のヒヤリング。
役所も来年の予算編成に向けて、議員も来年度の予算要望に向けて、初夏にかけて「予算の季節」で、年度予算の編成というのはこんなに早い時期から本格的に動いています。
それにしても、3密にならないように、担当者がマメに入れ替わり、常に換気や(正面に座らないように)配席に気遣ったり…申し訳ない限りです…。

 

 
ヒヤリングやレクだけだったらオンラインでやればいいのに…と思いたくなる昨今の状況ですが、

ここ10年来(地方自治体もおそらく国の出先機関も)「役所」は個人情報の漏洩等を防ぐために、セキュリティのレベルをかなり上げており、外部とオンラインでつなぐのは、ハードルが高い状況にあります。

 
そんな点においても、新たな時代状況に適応する必要があります。

本日は都市建設委員会を開催。
年間調査テーマを「災害等に対する危機管理について」と定め、昨年の台風、大雨等の災害に対する取り組みについて、建設局に関する所管事務調査を行いました。

 
千葉市の観測史上最大の瞬間風速(57.5m/s) を含む、昨年の台風・大雨による災害では、千葉市では3人の方が亡くなられ、崩れた道路のり面126か所、民地のがけ崩れ175か所、道路冠水298か所、住宅等浸水115軒、処理した倒木3,300本、最大94,600件の大規模長期停電…

 
新型コロナウイルスへの警戒もあり、あの災害が遠い日のことに感じるとの声もありますが、まだ昨年のことです。
各会派の委員の皆様と協力して、しっかり取り組んでまいります。

先週は、同じ稲毛区選出の小松崎文嘉市議(自民党)と、稲毛区の現場で雨水対策や通学路の安全対策について協議。
地元の自治会関係者や千葉市役所関係部局の方々にもご協力いただきました。感謝です。

 

 
すぐにできること・すべきこと、長期的視点で検討すべきこと、災害時に優先すべきこと…「地域住民のために」という目的を共有して、現地で率直に語り合うと、話がかなり早いです。
また自分と異なる視点や経験知から考えることは、本当に勉強になりました。
ありがとうございました。

 

 
本日16時34分に千葉市で大雨・洪水警報が発令されました。
油断できない気候状況です。
ハザードマップの確認をしましょう。
https://www.city.chiba.jp/somu/kikikanri/dosyasaigai-hazardmap.html

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稲毛区 櫻井秀夫