10万円一律給付への一番長い日
昨日、本日と10万円一律給付の話題がテレビやネットを駆け巡りました。
昨日の昼から今日の午後までの1日は凄まじい攻防でした。
時系列で状況をお伝えします。(→は、その時の私の勝手な憶測。)
①15日(水)午前10時前に山口代表が首相官邸へ。
党首会談で、所得制限なしの一人10万円一律給付を求め、首相は
「方向性をもって検討したい。」と発言。
山口代表は
「国民に連帯のメッセージを送るという趣旨で首相に決断を促した。積極的に受け止めていただいたと理解している」
と(あえて?)記者団に話しました。
→まだ、トップ同士の骨太レベル。しかも、首相は微妙に弱気?
昼のニュースですべての局が、この山口代表のコメントや談話の映像を流し、一気に拡散されました。
→世論がかなり傾いた?
(その一方で、マスコミも研究者も地方議員も、それ、いつやるの?補正予算の後?との憶測)
②石田政調会長もその日の午後に、
「一歩も引かない決意で進めていきたい」
と(あえて?)記者に語りました。
→実務者レベルでも、公明党は譲らないことを示しました。
③夜、公明党と自民党で協議。
所得制限ありでの給付の自民党と、所得制限なし給付の公明党案で
「議論は平行線のまま」と報道。
→この主張の違いは前から分かり切っている。論点がそれだけだとしたら、あまりにも険悪な雰囲気…?もっと重い話では?
→眠れない、自分もベストを尽くそう…
16日(木)朝に届いた公明新聞(添付写真)には、以下の山口代表のコメントが。
「政府の決断力次第だ。もっとスピード感をもって、あらゆることに対応する姿勢が国民に伝わるようにしていくことが大事だ。」
「「(給付時期は)早く届くよう政府が国民にきちんとメッセージを送って最速になる努力が必要」と力説した。」
→昨晩の報道では見なかったコメント?
→まさか、今回の(一次)補正予算案に急きょ入れる?!
与党による補正予算案の組み換え要求?!
それは、あまりにも前代未聞!
そんなことを求めて連立政権がもつのか?!
・・・あ、でも、だから深夜にあの状態?…
→30万円支給と同時、もしくはそれより早く届けようとしている?!
④ 午前、山口代表と安倍首相が電話会談
補正予算の組み換えを党首として要求。
首相はさすがに即答せず、「引き取って検討する」と返答。
⑤午前、公明党中央幹事会で、山口代表から電話会談の様子が党議員に報告。
「組み替えても、4月中の補正予算案可決は可能」
「与党議員の見識、責任が求められている。」
即投稿された動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=-MpDOxnWtJk
⑥昼の記者会見で菅官房長官は、
「山口代表からの要請に、首相は『まずは補正予算成立に全力を挙げ、その後、方向性を持ってよく検討したい』と応答している」
と述べ、補正予算案の組み替えに慎重な考えを示した、と報道。
→やはり無理か…それが普通の反応だろう…。
⑦午後のまだ早い時間、安倍首相が二階幹事長、岸田政調会長らと相次いで会談し、麻生大臣に補正予算案を組み替える方向で検討するよう指示と報道。
→「まさか(!)」
…でも、最後まで油断禁物。
最後の砦、財務省ラインが本当に指示通り動くか(このタイミングだと、逆らう時間もないが…)、自民党内からも反発の声が既にあるとか…。
⑧17時48分NHK の WEB ニュースで
「安倍総理大臣は16日午後、山口代表と改めて電話で会談し、補正予算案を組み替えて、所得制限を設けず現金10万円の一律給付を実現する考えを伝えました」
と流れました。
「まさか」が実現です!
皆様が支え続けて頂いているおかげです。ありがとうございます。
そして、この表面だけの稚拙な時系列では表せない、その陰には、必死で支えてくださっている力が、確かに存在しました。
早速、野党は騒ぎだす、中でも共産党は今日の赤旗で、山口代表が直談判したことにさえも触れず、定番の「自分たちが求めてきた」と主張。
(さすがに同党の支援者の方も報道に触れて、知ってるでしょうに…。)
さすがに今回は、マスコミ各社も、野党がまとめた一律給付案は4月に入ってからで、3月から公明党がずっと求め続けてきてことを、報道してくれています。
蓮舫さんがツイッターで、「私たち立憲民主党が求めてきた一律給付…」と書いたら、公明支援者ではない方からも「いや、公明党だって、おもっきしニュースで言ってるのに…」と、かなりのリプが…。
それに、野党は2月3月は桜を見る会、3月下旬でも森友再調査を最優先課題として、必死に取り組んでこられたことは、多くの市民が知っています。
それにしても、財務省(と関係議員)など様々なハードルを飛び越えて、トップ会談で勝負するとは、想像していませんでした。
まさか、首相と財務大臣や党協議で作った案、閣議決定した補正予算案を、与党が組み替える・・・。平時ではあり得ない。
山口代表の捨て身の行動です。
大げさに聞こえるかもしれませんが、それは、この時系列の時間帯の、山口代表の表情に表れていたと思います。
昨日、官邸に入る瞬間から本日まで、山口代表の表情には、いつもの穏やかな微笑は全くなく、明らかに並々ならぬ決意(と悲壮感さえ)、心に秘する「何か」がありました。私は「進退を賭けている」とさえ、勝手に想像したぐらいです。
大きな動きには、大きな反動がつきもの。
だからこそ、全国の公明党議員約3000人が団結して、山口代表を中心に、しっかり国民の生活を守る政治をしなければ、と思っています。
そして、感染症対策は、まだまだこれから。
一番の難問は、医療崩壊を防ぐこと。
これからも、どうぞよろしくお願いします!
#公明新聞電子版 2020年04月16日付 https://www.komei.or.jp/newspaper-app/
