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稲毛区 櫻井秀夫
hsakurai2016@yahoo.co.jp

千葉市内感染状況:4月10日時点まとめ

千葉市のHPで公表されている千葉市内の感染例が、29例に達しました。
連日にわたり公表されてきた感染者の方の公開情報に市長のSNS、千葉日報などの報道を合わせて、別添の写真のように一覧表にまとめ直し、全体を概観しました。

 

 
素人の私にでも、そこから読み取れたのは、以下の点です(専門家でもなく、あくまでも個人的な見解を投稿するか、2、3日迷いましたが、現状認識のために踏ん切りました…)。
※今回の感染症の潜伏期間の長さから、一般的に言われているように、4月10日現在に把握できているのは、2週間前(3月下旬)の状態で、その当時の状態について語っていることになります。

 

 
①感染者の半分以上が「都内勤務者」
29人中15名が「都内勤務者」です。しかも、ここに含まれない方の中にも、少なくとも2名以上の方が「都内飲食」の行動歴が重要視されています。
なので、都内での感染が主要因として想定されますし、少なくとも市内に数多くクラスターがあるという状況ではないかと。

 

 
(※このように言うと、千葉市民は東京都内への通勤者がかなり多い「千葉都民」だから当たり前、と考えるかもしれませんが、直近の市の調査では、昔からのイメージと異なり、市内勤務者が58.0%で過半数を超え、東京への通勤者は21.4%にとどまっています(人口ビジョン2018年改訂版)。
ですから、市内では少数派の都内勤務者が感染者の半数以上を占めているのは、際立った特徴と言えます。)

 
ただし、「都内勤務者」だからと言って、
「感染源を「通勤電車」とする見方は、かなり先入観が先行している」のではないか、と考えられます。
都内勤務者同士で感染しているケースも散見され、あくまでも個人的な考えですが、
「感染源が通勤電車というより、相手が都内勤務者、場所としては特に都内勤務先において、主に同僚等との近距離会話やOA機器を媒介とする飛沫感染、接触感染ではないか」
と推察したくなります。
(通勤電車にリスクがないと言っているのではなく、これまでの情報では、感染源と考える根拠がないという趣旨です。)
このような見立ては、政府の専門家会議や市の見解に暗に含まれている印象ですし、市長の発信にも見られます。その理由等の詳細は別の投稿で。

 
②男女差では、人数の多寡よりも「重症度との関係」に注視
29人中男性が18名、女性が11名と言うと、男女の人数の差が明らかと考えることも可能かもしれませんが、実は全体の人数については、千葉市と千葉日報と当方でずれがあったり、保健所ごとの集計なのか、住民票ごとの集計なのか分からない面があり、しかもそれらの誤差が女性であったり、当方としては市の集計から除外されている市外住民でも、市内勤務者の女性3名は検証対象にした方がよいかと考えているので、男女差の人数比に決定的な差、際立った特徴があるとは、まだ言いにくいかと。

しかし、市内で重症化している2名がいずれも男性。たった2名で、それこそ何か語れる数字ではないかもしれませんが、先日の菅官房長官の記者会見でも、「人数比では男性は6割程度だが、亡くなった方の7割強が男性」との発表がありました。特徴とまで言い切れませんが、注視する必要を感じます。ただし、これはあまりにも純粋に医学的なテーマです。

 

 

③健康観察では、必ずしも「発熱」に頼りすぎない

初期症状というか、医療機関にかかるきっかけとなった症状としては、発熱は29名中14名でした。(次に多いのは咳の13名ですが、公表上「発熱なしの咳」が9名いることには驚きました。あくまで初期の症状ですが。)

当方は毎朝、自分と子どもに健康観察の体温測定を課していますが、自分の見方がやや体温に頼り過ぎていたと反省しました。
子どもが学校から渡されている健康チェック表には、体温以外に「咳、のどの痛み、鼻水・鼻づまり、吐き気・吐いた、下痢、だるさ、その他」
をそれぞれ記録する欄があります。今回の広い症状が網羅されていて、とても便利です。市民の皆様のもとにも、何らかの形で届けばよいのにと思うくらいです。

 
29名の方の症状では、先の発熱、咳の次に目立つのが全身倦怠感で、話題になった味覚異常・障害は極めて少ない状況です。
体温測定それ自体は今後も励行しようと思っていますが、その結果のみを過信せずに、呼吸器系を中心に体調管理全体に関心をもって、免疫力を高めるように睡眠・栄養・適度な運動の確保などに努めていきたいと思います。

 

 
④医療崩壊防止のため、既に軽症者の自宅療養を開始
18,19例目以降は、継続的に入院しているケースの方が圧倒的に少なくなっています。
それは軽症が続き、まだ入院させていないか(自宅待機)、入院しても既に退院させたか、そもそもそのような観点の情報がなく不明、といったところです。
これ自体は驚くことではありません。国の対策本部の基本的対処方針に沿ったものです。

 
実際、専門家会議をはじめ、既に多くの公的機関が認め、諸外国でも顕著なように、とにかく社会にとっても個人にとっても、医療崩壊が一番のリスクです。それを回避することが最優先。
市長も、医療機関と病床の確保に関する制度の創設やホテルの確保に努めていると、発信しています。
一人一人ができることとしては、自宅療養になった場合にどのように対応すべきか、ベターな状態を自宅でいかに作れるかを、事前に考えておくことかと思います。(そのポイントについても、引き続き発信してまいります。)

 

 

このように自前の一覧表を眺めて勝手なことを申し上げてきましたが、素人が不安を煽っている、または過信しているという御批判があれば、甘んじて受けようと思います。今は行政の担当者を捕まえて、情報の精度を確認している場合ではありませんので、誤差や勘違いがあれば、それに対する御批判も甘んじて受けたいと思います。
しかし、それでもこのように発信するのは、何の根拠もなく地元の感染状況について語る発言が散見されることから、せめて素人なりにも、自らの考えの根拠を示す必要があろうかと思った次第です。

 

 
そこで最後に…
⑤千葉市内は、今回の外出自粛で力を合わせれば、感染拡大を防げる
例えば、4月7日は「1日で6例」という最大人数の感染確認が公表され、緊張が走りました。しかし、以前からお伝えしているように、人数に一喜一憂せず、質的な感染状況や転換を見極めたいと思います。

 
国の専門家会議も「オーバーシュートを可能な限り早くとらえるために、確定患者数に頼らないリアルタイムの情報分析が重要」としており、そこで重要になるのは、数の多さだけでなく、「リンク(感染源)が不明な新規確定患者数」を、その一つとして挙げています。
この意味において、29例の経過からは、都内勤務者から単線で感染経路をたどれる感染状況が多く、一方、市内クラスタ―から面や蜘蛛の巣状に広がる感染拡大への移行が起きているとは考えにくい状況です。
であれば、今回の2週間以上の長期間を確保した外出自粛で、7~8割の接触削減ができれば、感染拡大をかなり抑制できる可能性があるのでは、と素人なりに考えます。
そんな楽観的にも映ることを言いながらも、不安要因もあります。

 

 

⑥今後の不安要因
(1)冒頭にお伝えしましたように、私たちは2週間前の感染状況を、現在把握しているわけですから、今回取り上げた特徴は3月の最後の週末に入る「前」ぐらいの時期までです。
しかし、3月28日(土)に千葉市内のクラブで徹夜で踊りあかすイベントが行われ、神奈川県在住者に感染の症状が出たとの報道がありました。感染経路・要因は不明であるものの、東京都が外出自粛を呼び掛けたこの日に、千葉市内のクラスターが発生しやすい場所が厳然と稼働していたことは銘記する必要があるかと。

 
(2)本日4月10日(金)に、東京都が独自の休業要請(と補償)について発表しました。千葉県は、現在のところ休業要請はしない方針のようです。そのギャップが、人の移動の流れを生じさせないか、誘引しないか、ということです。

まだ一症例ごとに状態を追っかけられる状況のうちは、今後もできる範囲で追っかけて、発信するかもしれません。ご容赦ください。

 

⑦翌日に追記した分(以下、翌日から転載)

昨日までに公表された千葉市の感染確認36例について、
自分なりにまとめ、昨日投稿しましたが、その内容以外にも、気になっているのは、
男性(23名)の感染確認の約8割が(少し取り幅が広すぎますが)
40代から60代(18名)で、
(特に50代(8名)は最も多く、男性の3分の1以上)、

女性(13名)の半分弱が20代(6名)でした。

 
若い男性の夜遊びが感染を拡大しているかのような印象を持ちやすいのですが、まさに自分の世代(!)が気を付けなければと認識を新たにしました。
逆に、女性の50代以上では、感染確認は1例のみでした。(60代、70代の女性の感染確認は「なし」(!))

 
この要因が、生活の行動パターンによるものなのか、免疫力なのかは、私には分かりません。
もちろん、36例の内訳で語ることは時期尚早で、噴飯物かもしれませんが、それでも、「千葉市内限定」とはいえ、極端な傾向があったので驚きました。

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