千葉市稲毛区にある県立千葉女子高校の裏には急な坂があります。
この坂を下ると、直角に近い角度で進行方向が右に折れますが、車や人は何とか道に沿って曲がれるものの、豪雨の折には、坂で加速した水の流れがそのまま真っ直ぐ、下の民家の1階へ勢いよく流れ落ちてくるとの相談を受けていました。
水の勢いとは怖いもので、ガラスまで割られたこともあったとか。
(上のbefore写真の奥に写っているのは、その2階です。)

 

市の土木事務所と継続的に協議し、下のafter写真の矢印で示した「水止め」を設置してもらいました。それが9月のことでした。
水止めの高さは30センチ程度で、正直、不安な気持ちもありましたが、近隣住民の方によると、今秋の大雨が敷地内へ飛び込むのを水止めが防いでいたとか。
住民の方からは「今回の災害に間に合わせてくれて、本当に良かった」と。

その言葉は当方ではなく、猛暑の中、現場に従事した職員の方にそのまま送ります。

被害に苦しんでおられる方もいる中で、この手の「良かった」的な投稿は10月はためらっていましたが、現在、12月の議会に向けて災害対応の検証をしており、失敗・成功の両面を検討しなければならないと考えています。

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稲毛区 櫻井秀夫