https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000013-asahi-soci&fbclid=IwAR11dWfux8AbkfjGXJiGlK8zw2jkSTbnd6u2LcrtuNU8VuWDpoU8nDURs8c
「少年鑑別所の食事、弁当式ならコスト減 検査院が指摘」という見出しの記事を目にしました。
少年鑑別所において青少年への健全育成に資する処遇を全国的に展開するとともに、弁当方式を全国的に導入したのは13年前だったと思います。
当時の局担当者であった私は、後者の施策は食育に反するとして、現場の方から涙ながらに非難されたこともありました。
両方の施策の実態を知りたくて、また自ら汗をかきたい(責任を取りたい?)想いで、両方の施策を導入した繁忙施設へ、本省からの異動を強く願い出ました。
そのようなカッコつけのわがまま(?)がもたらす影響も学びました。
その後の現場で経験したことや出会いは職業人生を決定づけましたし、前者の施策はいまだに論文で書く機会を戴くなど感謝の想いは尽きません。
後者の施策がこのような形で報道されて記憶が蘇りましたが、せっかく「関係者への取材」で明らかになったのであれば、検査院の指摘の紹介だけでは記事として消化不良な印象ではあります。