#千葉市 内176校への緊急調査の結果、詳細な現地調査が必要と判定された市立学校113校に対して、現在、市による安全点検が行われており、既に危険が認められる塀には写真のような貼り紙も。
今回の大阪府での事故が発生した翌日には、文科省の大臣官房文教施設企画部長と初等中等教育局長の連名による「学校におけるブロック塀等の安全点検等について(通知)」が、全国の県知事及び政令市長(教育長)あてに発出されています。
通常であれば、原因を究明してからなどと言いそうですが、今回の行政の対応は比較的早く感じました。
もちろん、一番大変なのは現場の教育委員会と都市局の職員の方々で、心配されている児童・生徒のいる保護者の方々ですが。
いずれにせよ、児童・生徒の安全・いのちを守るために大人の冷静な協力が必要です。
WHO(世界保健機構)が本日発表した国際疾病分類ICD第11回改訂版に、「ゲーム障害」gaming disorderが含まれました。
この本日の発表を見込んで、先週の金曜日の議会質問で、既に認定済みの「病的窃盗」と併せて、初めて取り上げ、千葉市の認識と相談先への答弁を求めました。
当局からは、疾患としての背景理解と、相談窓口として「こころの健康センター」や各区の健康課の精神保健福祉相談で応じて、専門の医療機関を紹介するとの答弁。
地味な答弁に感じるかもしれませんが、千葉市の行政が自らの守備範囲として正面から認めた、初めての答弁。
本当は厚労省や他の自治体の動向も様子見したかったかもしれませんが、誠実な答弁に感謝。
悩んでいる市民が現にいるのです。
全国で妊娠した高校生2,098件(2年間)のうち、本人または保護者が通学を希望しているのに、学校によって退学が勧告された事案は32件ありましたが、千葉市の「公立」高校で該当する事案はありませんでした。
市の答弁では、文科省の昨年度末の通知に基づき、今後も安易な退学処分や事実上の退学勧告はしない、母体保護を最優先にしつつ、補習や体育の実技をレポートで代替する等の教育上の配慮を行うよう市立高校に周知したとのことでした。(配慮の具体的な方法にまで言及してくれたことに感謝。)
この質問は、妊娠をした女子生徒が退学や非難をおそれ、誰にも言えずに追い込まれ、隠し通したあげくに殺人(嬰児殺)・死体遺棄事件となって初めて周囲に発覚するというケースを、前職で何度も見てきたことから行いましたが(ちなみに、男子生徒で、恋人が妊娠したことによって即退学になったケースに遭ったことはありません。)、
直接的には、公明党参議院議員(神奈川県選挙区)の「佐々木さやか」議員の国会での動きに連動したものです。
なお、この佐々木議員の動きは、社会起業家で保育のカリスマ的存在である駒崎弘樹さんがSNSで拡散してくれています。