千葉市稲毛区等の密集住宅市街地に、今年度から導入される感震ブレーカーの使い方をデモンストレーションして頂きました。 約2分30秒の動画です。
注:申し訳ありませんが、現在このページへの動画の埋め込みに不具合が生じております。
下記の私のフェイスブックやツイッター、ラインでは視聴できる状態です。
https://www.facebook.com/hideo.sakurai.351
いきなり私がカメラを回したのに、台本なしでも非常にわかりやすく説明される消防局女性職員の方に感心(…)しましたので、お許し頂き投稿しました。
自分でもやってみましたが、震度6を再現するのはひと苦労で、違う意味で震度6の凄さも実感。
先日の市民セミナーでも展示し、大変好評でした。
ご自宅や自治会の電気火災対策の参考にどうぞ。
(稲毛区等で感震ブレーカーが導入されることについては、下記アドレスの投稿で以前3月10日に御紹介しましたので、ご参照ください。 )
最近のように急に暑くなると、昨夏の悪夢ならぬ、「悪臭」を思い出します。投稿の昨年7月上旬の千葉港です…。よっぽど辛かった?
あのような騒ぎがあると、千葉沿岸の水質が急激に悪化しているのでは?という不安を抱きますが、
実は、あのエリアの赤潮の発生件数は、ここ3年間ほど殆ど変わっていません(※)し、あの悪臭も、赤潮の発生場所、風向き、潮の流れによるもので、水質の変化ではないようです。(市、県、地元業者、取材していたテレビ局からの情報ですが。)
東京湾全体の問題であることから、千葉市単独でできることを見つけることすら難しいのですが、東京湾関連省庁・自治体からなる東京湾再生推進会議が、来年に中間評価を報告する予定です。
※千葉市で把握している発生件数は、26年度15件、27年度11件、28年度12件、29年度12件です。
あえて長文。
最近の国政の「疑惑」について、当方のスタンスは、
「誰かをかばったり責めたりする筋合いはなく、ただ事実関係を求めています。」
と地元で説明していますが、その観点から一言。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-00000077-asahi-pol
この記事では、
①「佐川氏が、昭恵氏の記載があることを知りながら、政治の関与を否定する答弁をしていた可能性が出てきた。」
とあります。
政治の関与を否定した証言や、いつ記載に気付いたかは刑事訴追の恐れがあるので証言拒否した、あの証人喚問とこの記事は特に矛盾していなくて、特段新しい展開ではないかと。
そして、公文書改竄の「責任は自分にある」と、あの証人喚問の場でさえも佐川氏は自らの責任を認めていたので、改竄前の内容を認識していたとしても全く不思議ではありません、むしろ当然とさえ言えます。
この記事は論理的に破綻しています。
政治の関与の有無と、佐川氏が昭恵夫人の記載に気付くかどうかは、論理的な関係がありません。あたかも「知りながら…否定する答弁をしていた」ことが何かおかしいような書きぶりは、相変わらず疑惑の雰囲気作りだけですね。
逆に、記事を書く側のスタンスによっては、「記載内容を知っていたからこそ、自信をもって否定をする答弁ができた(かもしれない)。」と書くことも可能です。
この記事のルーズさは、
公文書改竄前にあった「昭恵夫人の記載」や「政治の関与(を疑わせる記載)」について、その内容を読み手が知らないことを前提に、都合よく書いている点にあります。
しかし、これはこの記事に限ったことではありません。
この文書改竄と答弁に関する報道の多くは、昭恵夫人の名前の記載の有無ばかり取り上げられますが、その文書改竄と政治関係者関連の記載との全体像は、殆ど取り上げられずに、断片的な報道が繰り返しされている気がします。
一般市民は「改ざん前文書」の内容なんて知るわけがないと、タカをくくっているのでしょうか。
では、このような視点で、この記事の次のくだりについて。
②「改ざん前の決裁文書には、土地取引の交渉過程で、近畿財務局が学園側から昭恵氏の写真を見せられたことや、政治家側からの問い合わせがあったことが記されていた。」
と、この新聞記事で書いています。
昭恵夫人の名前を出しての「籠池氏の発言」と、夫人との写真を「籠池氏が提示」したことが記載されています。具体性のない内容で間接話法のみで。
(あと、「夫人が森友学園訪問時に感涙した」と産経記事に「載っている」と、また議員等による森友学園来訪者の6名以上いるうちの一人として名前が掲載。以上、改ざん前文書で、登場はこの3つのみ。)
一方、他の政治関係者がらみでは
「鴻池祥肇議員■■(注:黒塗り)秘書から近畿局へ照会(受電)。
籠池理事長が、本件土地について購入するまでするまでの間、貸付けを受けることを希望しており、大阪航空局に直接相談したいとの要請を受ける。」
「森友学園が国土交通省北川イッセイ副大臣秘書官に「近畿財務局から示された概算貸付料が高額であり、副大臣に面会したい。」と要請。」や、
「平沼赳夫衆議院議員秘書から財務省に「近畿財務局から森友学園に示された概算貸付料が高額であり、何とかならないか」と相談。」、さらに
「鳩山邦夫衆議院議員秘書が近畿財務局に来局し「近畿財務局から森友学園に示された概算貸付料が高額であり、何とかならないか」と相談。」
(ちなみに、これらの問い合わせに対して財務省はことごとく「…どうにもならない…」と断っていると記載。)
このように具体的かつ直接話法で。
これらが「改ざん前文書」では淡々と時系列で並んでおり、後に削除されました。
この新聞記事では、これらの後者の動きは「政治家側からの問い合わせがあった」などとだけ、サラッと書いてます。明らかに「度重なる要望・要求」だと思いますが(笑)。
不思議なのは、この記載状況で、昭恵夫人の「名前の記載の有無」と間接話法のみが、ことさらピックアップされ、それ(と籠池氏の発言?放言?)により関与が疑われている事態だということです。
個人的には、次の事実が殆ど取り上げられていないことの方が理解に苦しみます。
それは、上述の政治関係者の動向に関する時系列を同じ文書内で明示したうえで、
「※本件は、平成25年8月、鴻池祥肇議員(参・自・兵庫)からの近畿局への陳情案件。」(特例承認の決裁文書①(平成27年2月4日)など)
と明記されていることです。
つまり、建設予定地の貸付の承認申請は、「鴻池議員の案件」として役所側には理解され、決済で回っていたということです。(「かごいけ氏」と「こうのいけ議員」との混同にお気をつけて)
これは不思議なことではなく、籠池氏と鴻池議員事務所には20回前後の陳情記録が残っているほど、「当時は」最も深く関わりがあります。
そして、本当の疑惑である
「籠池氏によるゴミの発見から、(佐川氏の答弁が矛盾した)価格再交渉による8億円値引きのたたき売りと、検査院によるその追認」の過程では、
昭恵夫人(の名前)は籠池氏の間接話法でさえも登場しません。
(ゴミ発見直後も、籠池氏は鴻池事務所を頼った記録が残っています。)
この本当の疑惑については、地元の地方議会でも問題視され、大阪地検が近畿財務局に対し背任容疑で調べているのは周知のとおりです。
ちなみに、改竄前文書での安倍首相の登場は、(私が見つけることができたのは)改竄前決裁文書の「参考資料」で理事長(籠池氏)を説明するくだりに出てくる「日本会議大阪」を説明する(注)の箇所で、「日本会議国会議員懇談会」の役員として麻生大臣、平沼赳夫議員とともに「安倍晋三総理らが就任」と説明している箇所だけです。(これで「関与」は…)
これも、日本会議が貸付の承認に影響を与えたと断定するのは無理筋で、次のページに添付されている籠池氏の名刺のコピーの最初に「日本会議大阪代表」と書いてあることから、その説明を付記したかと。(そこに並んでいる「プロ野球オリックス・バファローズ ファンクラブ理事」の肩書は、説明がいらないでしょうから。(笑))
以上が、私が改竄前文書で見た政治関係者との関連個所ですが、もしも、私が見落としていたり、誤った見方をしている場合は、御指摘を頂ければ幸甚です。
改竄前文書を何度も目を通すなど、地方議員として、時間の使い道を誤ったかもしれません…(少し後悔)
https://mainichi.jp/articles/20180413/k00/00m/040/151000c#cxrecs_s
公式文書改ざん
佐川氏、立件見送りへ 虚偽作成罪問えず
毎日新聞2018年4月13日 03時00分(最終更新 4月13日 08時04分)
この記事への不安①
まずは見出し。
虚偽作成罪「問えず」って、「立件したいのにできなくて残念」みたいな語感の印象があって、なんか「大丈夫か?冷静に書けているのか?」と心配してしまいました。(これは大きなお世話かも)
まあ、専門的な言い回しと言われるのでしょうが。これはあいさつ程度で、次からが本気です。
この記事への不安②
今度は記事の中身。こっちの不安の方が大事?
前半では、…
「決裁文書は…安倍晋三首相の妻昭恵氏や複数の政治家の名前が決裁後に削除されるなどした。」
と書いてありますが、
終盤には
「文書からは学園との交渉経緯の他、安倍晋三首相や妻昭恵氏の名前も消されており、…」
となっています。
ん?
消された内容として、「安倍首相…の名前」が終盤の文章にいつの間にか追加されている気がします…。
どっちが正しい?これは同じ意味?
どうでもいいと思う人がいてもおかしくありません。(私はややその立場)
でも、書いている方々は「削除されたから〇〇だ!」と重要視している様子なので、大事なんだと思います。であれば、ちゃんとした方がいいかも。
私の日本語理解力の不足であれば申し訳ありません。
この記事への不安③(完)
この記事では、最後に
「職員らが忖度(そんたく)した疑惑は消えないままだ。」
とあります。
ん?
「疑惑」は「首相(又は夫人)の関与」だったのでは?
まさか「職員の忖度の有無」で、2年間も予算審議を差し置いて騒いでいるとしたら、それこそ…
あ、危ない、言い過ぎるところでした。
県庁から市立青葉病院への凍結中の延伸計画と、 穴川~JR稲毛駅・稲毛海岸駅方面への延伸も(「決定」ではなく)「調査・検証」。1800万円。
特に、この後者の稲毛ルート、若葉区から稲毛区そして美浜区へとつながるルートについて、地元で御意見を賜る機会が増えました。 穴川駅から延伸など絵空事と思う方もいるかもしれませんが、実は、写真で見比べると分かるように、下の天台駅と違って、上の穴川駅はもともと延伸できる設計になっています。
しかし、モノレールは単年度ではかなり経営改善されていますが、現状ルートの更新などでもこの10年間で35億6千万円を市から補助する必要があるなど、子どもたちへの負の遺産とならないか慎重に見極めるべきですし、その一方で、もしも採算が取れるなら、(特に稲毛ルートは)千葉市の公共交通における将来の主要路線の一つになる可能性はあります。
このように事情は単純ではなく、さらには、穴川駅周辺の路線バスのルートも増加するなど、計画凍結前とは交通事情もかなり変化しています。
実際に延伸すべきか、計画を破棄するか、今年度に決定する見込みですが、今回の調査による客観的な数値に基づいた議論が必要です。