平成29年度の当初予算案が発表され、千葉市は今夏から、市内の一部コンビニエンスストア(セブン―イレブン12店舗)で、成人向け雑誌の表紙の一部をフィルム包装で覆う取り組みを始めると発表した、との報道が大々的になされました。(下記アドレスから確認できます。)
政令市では、全国で初めて大阪府の堺市が、昨年の3月16日からファミリーマートとの包括協定に基づき12店舗で行っています。
私は、その翌月4月19日に単独で堺市での現地視察を行い(全国で最初の視察だったようです。)、堺市役所とファミリーマートの導入した第1号店に出向いて、現場の関係者から直接お話を伺いました。
そして、6月17日の第2回定例会の議会質問において導入を提案させていただきました。(下記アドレスで確認できますが、次回の投稿で文章を掲載します。)
議会での提案も、どうやら全国で初めてだったようです。
この手の話題になると、「表現規制」の是非などの議論が沸騰しますが、堺市では「規制」ではなく、包括「協定」を結ぶ形をとっていました。
(私も陳列方法を見直すように訴えましたが、「規制せよ」「売るな」とは一言も言ってません。)
千葉市でも、全市展開ではなく、モデル地域で7月から8月までの1~2か月までの期間限定で実施し、その効果や反応を検証したうえで、その後の対応を検討するとのことです。
詳細は次回の投稿で紹介しますが、青少年の健全育成という昔からの趣旨というより、
シンプルに
「子ども連れの母親とその児童の目線」や「外国人観光客、例えばイスラム教圏からの2020東京オリンピック・パラリンピック観光客の目線」
で一度、コンビニの成人向け雑誌の陳列を眺め直すと、
これまでとは異なる視点が見えてくると思います。
つまり、表現の自由や選択の自由と、見たくない権利や見せたくない権利のせめぎあい、共存の模索。
(後日追記:私はここで「表現の自由」と当時書いてますが、この文脈で「表現の自由」を持ち出すことはミスリーディングだと、後で気付きましたので、取り消させていただきます。)
抽象論に陥ってはいけませんので、次の投稿を現場写真と併せて、是非ご覧ください。
私はこの件で、自分の主張だけが唯一正しいなどと声高に主張する気はありません。そんな議員は怖いですよね。
他にいい方法があれば、自論にこだわりません。
そのためにも、私の主張の内容や現場の実態を少しでも理解して頂いた上で、慎重な審議がなされることを願っています。
NHKニュースの動画
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170213/k10010874921000.html
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000008-mai-soci
朝日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170213-00000073-asahi-soci
議会質問の動画
http://www.chiba-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=930