本日、千葉県弁護士会館で標記をテーマにしたシンポジウムが行われました。
路上生活者への支援活動をされてきた稲葉剛さんの講演を始め、現場を熟知した内容で貴重な機会でした。
最近、「現代福祉=就労支援」の図式を私なりにも再検討しています。
就労支援を否定しているのではなく(それどころか必要性はもちろん認めています)、もう少し就労支援の機能や役割について、臨床的にも社会科学の立場からでも、きちんと科学的に分析すべきで、その前提がないと政策評価が困難だと考えるからです。
少年院に勤務しているときも、「就労=更生」のような議論が巷には多かったのですが、現実はそんなに単純ではないというのが実感でした。
本日、中心的な役割を果たされた千葉市生活自立・仕事相談センター稲毛の皆様には、日頃から市民相談で大変お世話になっております。
この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございます。
本日は午前午後と海浜幕張駅で、公明党千葉県青年局によるボイスアクションを敢行!
集まってくれた人数もさることながら、とにかく青年のすがすがしさに感動!
ちなみに、VA番外編として、ジャズ演奏にスィングするコメ助の現場での動画を、下記アドレスのツイッターに投稿してます。
本日も海浜幕張駅と稲毛駅で、昨日と同様の募金活動への協力をいたしました。
特に地元稲毛駅では多くの方々に激励いただき大感謝です。ありがとうございました!
ノロウイルスに関する被災地報道があったため、東日本大震災で自らが感染した仙台の記憶をつい吐露してしまいましたが…結果、自分が未熟者であることを改めて実感。あの時の体験を語るのは本当に難しい。
福島の原発が心配される雨が降る中、我慢できずに途中で自転車を乗り捨てて、タクシーで夜間診療所に向かいました。確か、河原町だったか?すでに意識はもうろう。
夜間診療所は人でごった返していて、意識がもうろうとする中で耳に残っているのが、「申し訳ないけど、点滴がもう足りなくて・・・」
その後、私が高熱になったため貴重な点滴が回ってきて、事なきを得ました。その時も遠くなる意識の中で、「あ、まずい、こっちも点滴打たないと」の声。
単なる脱水と下痢、発熱ですが、点滴を打ってもらう直前の辛さは・・・。
でもそんな自分の辛さは一瞬だけ。一番つらかったのは、まだ2歳にもならない子どもの下痢がひどくなっても、拭くための水もオムツもなく、どんどん荒れていくお尻や、下痢で汚れていく身体を見てるだけで、ただただ親として申し訳なく、それが一番情けない想いでした。
ここら辺の感情や心情をうまく整理して伝えられない・・それが「未熟者」と感じるゆえんです。
保育所待機児童数が2年連続ゼロだった千葉市も本年は11名あり、3年連続ゼロの達成には到らなかったことを、昨日のこのサイトやフェイスブック、ツイッターでお伝えしました。
NHKのニュースや東京新聞では流れたのに、千葉日報も含め、意外に報道が広がらなかったせいか、ギョッとするほどの反響を当方にいただきました(千葉日報は多分、明日?)。ありがとうございました(礼・汗)。
私に意見を述べていただくのは、私にとって大変参考になり、今後も活かさせていただけるのですが、既に千葉市では下記のサイトから、待機児童対策の条例改正案に対する意見を募集していますので、参考までに紹介します。
http://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/unei/images/youkennkannwa.html
ちなみにその骨子は、以下の保育士不足に絞った対策です。
1 朝夕等の保育士配置の要件弾力化
2 幼稚園教諭、小学校教諭及び養護教諭の活用
3 研修代替要員等の加配人員における保育士以外の人員配置の弾力化
詳細は上記サイトで確認していただいた方がいいのですが、一番分かりにくそうな3についてだけ付言すると、3は基準どおり配置すべき保育士の人数がそろっていれば、現場の実情として、それ以上の人数が必要となる場合には、保育士の資格を有しない者でも一定の条件を付けて配置できるようにするものです。
意見募集は5月2日までです。
ワイドショーでは千葉県内某市の話題が炎上気味ですが、現場を見ていない他市のことを外野からとやかく言うよりも、身近な自分の地域の改善について具体的に意見を述べることを、是非ともおススメします!
千葉市は昨年まで2年連続待機児童ゼロを達成し、市のブランドともなっていましたが、本年度は待機児童数が「11名」になり、3年連続ゼロということにはなりませんでした。
待機児童なんてまやかしで、いわゆる隠れ待機児童、入所待ち児童が昨年の同時期にも314名いたとの御批判もあります。しかし、市議会で先進市として何かと紹介される横浜市の同時期の入所待ち児童は2384名、福岡市も1116名いたことを考えると、隠れ待機児童の観点からでも、千葉市は極めて善戦していたことが分かります。(横浜市は、2013年に待機児童ゼロを先駆けて達成しましたが、その後に希望者が流入し、半年後から待機児童が急増しています。)
では、どうして、千葉市でさえも待機児童ゼロにならなかったのか。
その要因としては、入所申込者数が昨年度から800人以上もさらに増えて、15000人以上に達したことや、その一方で保育士の確保が困難で、公立保育所に至っては保育士の最大受入人数が781名も昨年度比で減少していることが、用地確保の困難と併せて挙げられています。
全国的にも待機児童の問題は議論になっており(実は、待機児童のかなりが大都市の問題ですが。)、政府に対する批判もよく耳にします。政府の緊急対策についても、「保育の質を低下させる」等の批判がありますが、地方議員は一緒になって政府批判をしている場合ではありません。
なぜならば、政府の緊急対策には、待機児童の問題が深刻な地域については、地方が独自に行っている規制の見直しを求めているからです。ある意味、政府は保育の質を低下させて待機児童を減らせと言っているのではなく、国の基準よりも高い質を保ちながら待機児童で困っているような地域に対しては、自分で自分の首を勝手に絞めている現状を、自分で一度よく考えなさい、と言っているようにも聞こえます。
つまり、地方にもボールは投げられているのです。
千葉市は、単に待機児童ゼロの「量」だけでなく、定員や面積基準を国よりも厳しく設定するなど「質」の確保にもこだわってきました。
この在り方について、議会で現実的な議論をしなければならないと感じています。耳触りのいい議論ではなく、量か質のどちらかに我慢を求める判断をするのか、それとも別の実現可能な対案を考えるか。どうやら千葉市は、今後も質と量の両方を追求するための施策を模索するようです。その姿勢を買いますし、私も自分なりの観点を検討してますが、かなりキメ細かい議論の必要性を感じます。
そして、千葉県内の某市で起きた保育所建設反対運動も見据えると、地方自治体や地方議員だけでなく、地域住民の方々にもボールは投げられているのかもしれません。
住民運動の在り方も含めて、この千葉県内某市の件は、「本当に双方が妥結できない案件だったのか?」、今後のために検証した方がよい気がします。
いつのまにか、保育所でさえも総論賛成、各論反対の迷惑施設になりつつあるようです。でも、保育所は社会全体にとっても必要な存在となっています。
つまり、社会全員に対してボールは投げられているということになります。首相や市長、業者や自治体を責めても到底解決しない問題です。
市民に各種データ等の情報を公開した上で、社会全体で責任ある議論が必要であり、その場が地方議会ということになります。
4月8日に発表された朝日新聞の標記調査結果は、極めて希少価値が高いデータなのに、異様なまでに等閑視(無視?)されている。なぜ?
テレビでコメンテーターとしてよく登場する共同通信社の田崎史郎特別解説委員は、本当はどこの報道機関も知りたいのに、新有権者に特化した世論調査が行われない背景について、千葉市議会議員全体への講演会で以下のように述べていました。
新有権者のデータは過去にないので、比較ができない、比較を利用できないデータは扱いにくい、過去の蓄積したデータの価値も下がる、とのこと(要は「新たなデータを自信を持って評価提示できない」と私なりに理解しました。)。
そういうことなのか?それにしても話題にならないだけでなく、さらにもう一つ不可解なのが、当の朝日新聞の対応。
事前に「自民党20%、民主5%、公明2%、詳細は近日掲載します」とだけ予告を打っていたのに、当日ふたを開けてみたら、いろんな若者の回答を掲載しながらも、かなり関心の集まる政党支持率については、4面か5面の奥の方に下げて、なかなか見つけられない扱い。
悪意?単なる不慣れ?よくわかりませんが、
政党にとっても過信したり、悲観したりすることなく、きちんと数字を分析すべきと考えています(今回の数字だけで語るのは困難かもしれませんが…)。そうすることによって、「ないものねだり」や「宝の持ち腐れ」を防ぎ、他党以前に自らの短所を自覚し、長所を伸ばすきっかけになるかと。
ということで、参考までにその数字のみ掲載します。評価は載せません。
支持政党は(%)、
自民20▽民主5▽公明2▽共産1▽維新の党1▽おおさか維新の会1▽日本を元気にする会1▽改革結集の会0▽社民0▽生活0▽元気1▽日本のこころ0▽新党改革0▽その他の政党0▽支持政党なし64▽答えない・分からない5
そして、仮にいま投票するとしたら、との問いには、
自民46▽民主18▽公明4▽共産2▽維新の党2▽おおさか維新の会5▽改革結集の会0▽社民0▽生活1▽元気2▽日本のこころ2▽新党改革1▽その他の政党0▽答えない・分からない17