先日24日(木)千葉市議会での私の一般質問は、下記のアドレスから御覧いただけます。個々の質問内容の説明は、追って時間をかけてさせて頂きます(手が回ってない?)。
録画のアップの速さに驚き、このアップも含め、今回の質問に御尽力いただいた関係者の方々に、この場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました!
反省だらけですが、妙にすがすがしい気分です。
にしても、「支払われる」って、すごく言いにくい「単語」ですね。そこは噛みまくってます(^_^;)
http://www.chiba-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=727
ある方のFBで「国民の理解」について言及されていて、刺激されました。
確かに、どのマスコミの調査でも、安保法制に対する国民の理解は進んでいない、説明が十分でない、必要性はある程度認めても「今」採決しなくていい、という論調はかなり多かった印象です。
議員の対場からは、丁寧に説明して理解を求める、というのは大前提で、そこに悲観的な認識を持つこと自体が危険です。
しかしながら、「国民の理解」、なかんずく「治安や安全に関する国民の理解」とはどういうものか、自分が国の治安に関わる公安職を経験したこともあり、想うところありです。
結論を先取りすると、あくまでも一般論ですが、「治安や安全に関する国民の理解」というのは、「被害が生じてから理解が進む」というシビアな側面があるということです。
逆に言うと、「被害が生じないと、理解が進まない」という恐ろしい側面とも言えます。
私の前職で関わりのあった少年法の厳罰化、危険(脱法)ドラッグの取締り、飲酒運転の厳罰化…そういう側面が当てはまるのでは?(その理解が「正しい」かどうかは、ここでは別です。)
誤解されると困るのは、「被害が起きてからでないと理解できないくらい、国民は愚か」という話では決してなく、「法というは現実の後追いである」、いわゆる「いたちごっこ」という、法学部であれば学部時代に誰しもが聞いてきた、法の社会的性質に関する当たり前の話で、治安や安全については、特にそういう傾向が強いのでは?ということです。
これが、最近の話だと、ドローンの規制くらいのレベルだと、まだ被害は限られるのですが、国際関係における安全保障体制や、あの原子力発電くらいのレベルの話になると、さすがに「被害が起きなければ分からないよ」「当たり前」「しょうがない」では済まされず、その性質から考え直さなければならないと感じます。
特にこの視点から気を付けたいと思うのは、安保法制賛成派の私が言うと変に聞こえるかも知れませんが、逆に、ひとたび極端な事例が発生すると、今度は古典的な社会学で言うところの「集合沸騰」が起き、冷静な議論を欠いて、全てをその極端な事例にはてはめようとする世論が席巻しがちだということです。
その意味で、これまで刑事政策に関連する立法、法改正について、「国民の理解」すなわち世論の後押しで、急遽なされた議員立法に対しては、私は懐疑的に見ていました。
「国民の理解」を不断に求める作業は議員として当然のことですが、事の性質として、賛否以前に
「被害が起きる前に、冷静な理解を進めなければ」という想いです。
まとめると、以下の感じでしょうか。
「専門的には必要性が指摘されていたのに、被害が実際に起きるまで、世論の後押しがないことを理由に準備をしないこと」や、
逆に、
「準備しなかったために、ひとたび被害の兆しが見えると、冷静さを欠いて、個人や国民の権利、そしてこれまでの経緯、これらをないがしろにするような議論が、世論の後押しを理由に、一気に加速してしまうこと」
以上のことを、私は恐れています。
つまり、「国民の理解」がないことをもって、その立法の正当性がないとするのは、やや一面的であると同時に、特に「治安や安全に関する国民の理解」については、その「国民の理解」の有無を基準にしてしまうと、両極端に議論が振れやすく、それによって生じる高いリスクを抱えることになるということです。
そのためにも、今後も私は、地道で、冷静な議論を、各現場で積み重ねていこうと思っています。
そのために、これからも各現場へ走り回ろうと思っています。
先日、HPやFBを再開しましたが、それまでの2週間程度、更新をさぼっていました。すいませんでした。
実は、現場でバリッバリッに(意味不明?)平和安全法制の説明・対話を展開しています。
8月中下旬から、ほぼ連日、朝も昼も夜も関係なく、単位も党の会合や支持団体の会合を活用させていただくのはもとより、支持者や党員ではない方々も含めて、一対一から大勢まで様々、積み重なってかなりの数です。時期的にも、9月4日から議会も始まっているので、スケジュールもなかなか高密度でしびれる感じです。
ということで・・・2週間ほどFBやHPをさぼって・・・という言い訳です。申し訳ありませんm(__)m
こう書くと、やっぱ、この法制は大変なんだな~と思われがちですが、実は逆で、自分から喜んで、やらせてもらってます。「待ってました」という感じで。体が一つしかないのが、もどかしい…。
何で、そんなに楽しそうに説明するのかと聞かれたことがありますが、楽しいなんて不謹慎な話ではなく、「この時」を昨年から予想、覚悟?して出馬を決意したので、テンションが上がってしまうのです。
これまで党員でも党の会合に来られたことのない方や、党員でもなく、公明党に批判的な方々、いやそれ以上に、公明党に関心すらなかった方々が、「安保の話を聞けるなら」「文句の一つでも言ってやろう」と来てくださったり、耳を傾けてくださいます。関心が高いんですね、この話題。
だから、「この時」をチャンスだと思いました。
しかも、本当にありがたいことに、反対のままの意見を吐き捨てて帰る、なんていう人がいないどころか、妙に打ち溶け合う。中には他党関係者とも?
いずれにせよ、駅頭のワンフレーズと違って、膝詰めの対話のいいところでしょうか。
これが楽しくないわけがない。あ、やっぱり楽しんでるか…やべっ。
ちなみにこの手の話題でいい写真がないので、たまに会場で受ける「何をそんなに大きな紙袋で持ち歩いているの?」という質問に答える意味で、この写真に出しました。
説明に使う自家製大書き、参考の書籍、公明新聞よりも多い朝日新聞の切り抜き、法改正の新旧対照表(132ページ…でも、少年矯正法の方が多かった?)。こんなのを電動アシスト自転車に乗っけて、稲毛区内を走り回ってます。
でも、実際には大書き以外は使ってない?!…(-_-;)
それにしても、朝日新聞を購読し続けて約30年。こんなところで、こんなに役に立つとは…。反対派の主張を把握するのに非常に便利。
ただ、今回は特に内容が単純すぎるというか、反対派として掲載される方も、自らの主張と掲載内容が異なる印象を持っているのでは?
う~ん、ここ5年くらいでしょうか、事実関係の提示や文章そのものが、少し粗すぎる印象を感じてます。私みたいな、文章をまとめることの下手な人間に言われたくないでしょうが…(^_^;)…ということで、長文・駄文失礼しました。
http://www.city.chiba.jp/shigikai/documents/27-3ippan.pdf
上記アドレスは議会日程です。
そうです。本日から千葉市議会第3回定例会の一般質問が始まり、私も4番目に登壇しました。
内容は例によって長くなるので、後日、1個ずつ紹介させていただきます。
今日はまず、山王ふれあい公園での東友会によるガーデンゴルフ大会の紹介です。
朝早くから大勢の方々が集まり、元気にプレーされていました。
猪口邦子参議院議員、門山ひろあき衆議院議員、阿部こう一県議、小松崎ふみよし市議と共に開会式に出席し、御挨拶をさせていただきました。
スポーツの秋を感じさせる爽やかな秋空のもと、芝生を歩くだけでも気持ちいい。
うっかり、今日が議会質問の日であることを忘れるくらい(!)
それにしても、高齢者の方々のキレのある動きに驚愕!
ハンパないくらい鍛えている。
自分も何か健康に良いことをした方が良いのでは?
休日には50キロ前後を走破する自転車と言っても、電動アシストだしなぁ…
稲毛区内の各地で「敬老会」真っ盛りです。
高齢者の元気なお姿を拝見すると、こちらが元気になり、嬉しくなりますが、会場で普通に見る光景として、「老老介護」が大変増えた印象です。
老老介護は既に当たり前の時代で、それ自体を問題視して、解消しようとするのではなく、老老介護には、具体的にどのような機能不全があり、どこを改善すればよいのかを、見極め実行する段階に入った気がします。
今日は行事参加の合間に党務をこなしつつ、さらにその合間に、介護の現場で従事する方々へ、3度も質問をしに訪ねました。
千葉市議会第3回定例会で、今週の木曜日の4番手で議会質問を行いますが、既に、次回以降の定例会での質問に向けて、準備やデータの収集は始まっています。現場から。
8月が終わって、随分経っていました。目まぐるしく。
写真は、8月に仕事帰りに寄った国会議事堂前。
デモ隊を見に行った?詳細はここでは語りませんが、デモの時間とずれていたので、ほとんどいなかったデモ隊よりも、観光客が楽しそうに話す中国語の声が、とても耳に残りました。とにかく、めちゃくちゃ暑い頃で、まじめな話、無事故が何よりと思っていました。現在も。
この8月、自分は何をしたか?
多くの盆踊りに参加して、党派を超えて多くの地域の方々と交流した?それもありますが、10人以上もの在日韓国人の方々や自衛隊員の方々と新たに交流を持ちました。
こんなことを書くと、両サイドの方々から批判されるかもしれませんが、それが、デモへの私なりの答えであり、平和への道だと信じています。
賛否入り乱れて国会前に集うエネルギーが、中国や朝鮮半島へ向かって、新たな友だち作りの交流へ転換されれば、本当に「平和」に近づくのではないかと思いました。それは、ある意味、デモへの反論でもあり、期待なのかもしれません。
私は私なりに、今後も行動しようと思いますが、日頃から支持してくださる方々の青年の代表が、今年も中国に訪問して交流されていた様子や、これまでも天安門事件などがあっても、一貫して交流し、友好を深めてきた歴史を考えると、本当に「尊敬」の一言に尽きますし、ある意味「感謝」の想いです。
法案はどのような結論にせよ、いずれ「決着」がつきますが、平和への道は「これから」だと思います。