先日 6月27日(土)に第20回極真空手道千葉県ジュニア選手権大会が県武道館で盛大に行われました。
未就学児童から高校生まで200名以上のジュニア選手の熱い戦い、観てる方も力が入りました。
この小嶋道場の総本部は稲毛区園生町にあります。地域の青少年育成に多大な貢献をされていますし、大人のトーナメント大会では、治療法が確立されていない女児の難病である「レット症候群」のチャリティーも行っています。
父兄から、試合で「判定負け」した子どもにどんな言葉を掛けたらいいか、尋ねられました。
①「自分より体の大きい相手に、あそこまでよく戦った」
②「負けは負け、悔しかったら、次こそは勝てるように、もっと鍛えよう」
①も②もどちらの言葉も励みになる可能性があるけど、どちらもその子を傷つける可能性もある。
要は、目の前のその子や、現場での文脈から切り取った、どこでも使える「いい言葉」なんて期待しちゃいけない。
ガチンコで頑張った子に、大人もガチンコの言葉でぶつからなきゃ失礼かと思いました。そして、言葉は言い放って終わりではなく、そこから関係が始まる。その責任も。
他人の言葉を使ってもいい(空振り覚悟で)、でもそれは、自分自身がその言葉にシビれたからで、いい言葉だから借りようなんて、安っぽい考えは棄てた方がいいと。
なんて偉そうに言う、私なりの答えは、
「相手を必死に見て、必死に紡ぐ言葉に悔いはない。」それで関係性に成功しても失敗?しても、そこから責任もって、また頑張るしかない。その覚悟があれば、ある程度、何でもいいかと。そして、子どもは大人に対して言葉よりも、その覚悟を求めているのかもしれません。
だから、教育評論家の「こう言ってあげてください」的な発言や、FaceBookとかで「感動した言葉」とかって拡散してくるセリフは、個人的に苦手です。
思いがけず、いろいろ考えさせられ、偉そうに語ってしまいましたが(^_^;)
とにもかくにも、関係者の皆様、御父兄に皆様、そして何よりも選手の皆様、大変ご苦労様でした、また大変ありがとうございました!