本日の千葉市議会で、「千葉市内での指定廃棄物処分場建設候補地選定について再協議を求める決議」(長い!)が、賛成多数で可決されました。
共産党の反対により、全会一致にはなりませんでしたが、様々な会派が小異を捨てて大同についた結果でした。
なぜ、全会一致でなかったことを敢えて書き残したかというと、一地方議会が国を相手に「否」を唱える、この際に必要なことは何か?ということです。
それは、自らがスッキリすることや「自分の手柄、アピール」にこだわることなく、「千葉市として一枚岩」で臨むこと、シンプルに「団結する」ことだと思います。
当たり前ですよね。自分よりも、はるかに大きい相手に挑むわけですから。それもパフォーマンスでなく、結果を求めて挑むわけですから。
でも、こんなことも分からない人がいるのか・・・、という気持ちでした。怒りや批判ではなく、ただ残念な想いです。
国で勤務した経験から邪推すると、相手(国)からは、いわゆる足元を見られるかもしれません
(要は、国にとっては「あなたは千葉市議会の意思として(再協議と)言いますけど、それは必ずしも千葉市議会全体の意見ではないですよね?実際に全会一致ではなかったわけですから。今後も多様な意見を聴取して参ります。」と言えてしまう。)。おそらく、この事案は長引く…。
報道によると、熊谷市長も今回の議会決議を踏まえて、国に再協議を求める意向を示しました。http://www.city.chiba.jp/shigikai/hatugi27-2.html