人と動物の共生する社会づくりについて
人と動物の共生する社会づくりについて。
(9.30一般質問より)
地域における諸問題として、地域猫の推進、多頭飼育問題、狂犬病予防集合注射の見直し等について触れたほか、啓発・教育のあり方について取り上げました。
啓発・教育は、人と動物の共生する社会づくりにおいて、近年最も重要な行政のミッションと言えます。そこで、(8月に視察した)宇陀アニマルパーク・奈良県動物愛護センターの取り組みを紹介し、取り組みの強化を求めました。
同センターでは10年前より、本物の動物を使わず手作りの張り子で教える「いのちの教育プログラム」を推進。動物との関わりを入口に、あらゆるいのちに共感し、いのちを大切にする心を育む教育です。RSPCA=イギリス王立動物虐待防止協会の教育プログラムに習い、動物に負担をかけることなく、また、子どもたちに「動物は我慢させてもいい対象」といった誤った情報発信にならないよう工夫されております。
発案者の職員の方が、「社会に動物福祉を拡げることで、誰もが動物に対する正しい行動ができるようになる。それはきっと人にもやさしい社会につながる。」と。また、同施設では「(収容動物の)適正管理は全ての啓発事業の基礎としてもう一段上の管理を目指している」「大人がどんな姿勢を示していくのか、それがいのちの教育につながる」と、動物のQOLにこだわり運営しておりました。
スタッフに3名の教員を配置し、今年度は県内約4割の小学校で実施される予定。これからの千葉市のセンターを思考するにあたり、参考にすべき取り組みです。
その他、近年多くの自治体で「災害時の対応」や「猫の適正飼養」「多頭飼育の届け出」等の条例制定が進んでおります。動物に関する価値観が多様な現代にあって、私たち千葉市における動物愛護の理念とは、また人と動物との共生をいかに進めるのか、最低限守るべきルールは何かを定めていくことが重要であります。そこで、動物愛護に関する条例の見直しに着手すべきと訴え、「条例改正について検討する」との答弁がありました。





