千葉市の動物愛護施策…
昨年末に引き続き、動物愛護団体、ボランティアの皆さまから頂いた声をもとに、市長宛に要望書を提出してまいりました。(先週22日、山元保健福祉局長に提出。)
近年、(コロナ禍も後押しし)ペット飼養者が増える一方で、飼育放棄や虐待、無責任な餌やりによる環境悪化、多糖飼育崩壊などの問題が顕著になってきております。その一方で行政側の対応、体制も追いついていない部分も多く、現実の現場の対応に奔走する団体、活動者からは様々な声が寄せられております。
そこで、
①動物保護指導センターの体制強化
②三者(行政、地域、ボランティア)協働の推進
③「動物福祉」の実践及び啓発
④「人と動物の共生する社会」づくりに向けた議論の推進
(詳細は割愛)について要望しました。
個人的には、国内では近年ようやく注目されるようになってきた「動物福祉」についての知識、「動物福祉」に基づく動物とのあるべき向き合い方などを、行政機関を含め広く社会に浸透させていくことが急務であると感じております。
ともあれ「動物の問題」というよりは「人・社会の問題」であると捉えております。法律に謳われる「人と動物の共生する社会」とは、自治体のセンターなどに「収容される動物がいなくなる社会」であるとの思いで、今後とも取り組んで参ります。
※関係団体、市民の皆さまから相談を受けている有志議員にて要望書を提出致しました。参加議員は以下の通りです。青山雅紀、阿部智、岩崎明子、向後保雄、小坂さとみ、小松崎文嘉、酒井伸二、松井佳代子、三須和夫、森山和博、渡辺忍、以上11名。