酒井@千葉市政 vol.38
◆SDGsと市政
「SDGs」ご存知ですか?
SDGsとは、国連が2016年から2030年までの達成をめざす持続可能な開発目標、Sustainable Development Goalsの訳。地球環境と人々の暮らしを持続的なものとすべく、全ての国連加盟国が取り組む17分野の目標、169のターゲットからなります。あらゆる形態の貧困に終止符を打つといった従来の開発目標に加え、ジェンダーの平等や良好な雇用環境づくり、生産と消費の見直し、海や森の資源保護、安全なまちづくりなど、先進国が直面する課題も含まれております。
特徴は以下の3点。
〇政府や自治体以外のあらゆる団体、人が目標に向かって様々な行動ができる、また、そうした人々がお互いに結び付きあえる。
〇例えば資源の節約であったり、ごみを拾う・捨てない、社会的弱者へのちょっとした親切な行動など、誰もが取り組める身近な一つ一つの行動が、やがてはグローバルな変革につながる。
〇企業や各種団体、一市民に至るあらゆる人々意識喚起を図りながら、その行動を集めていくことによって、人と人をつなぎ大きなうねりにして変革につなげていく、そういった動きを活性化させていくビジネスモデル。
また、SDGsが掲げる「誰も置き去りにしない」との行動理念は、私たちの現代社会が直面する諸課題や、それらの解決に取り組む際の重要な指針でもあります。
イメージ…湧きましたか?
(写真のよしもと芸人さんのPRなんかは分かりやすいのではないでしょうか。)
国においても2015年にSDGs実施指針が示された他、最近では自治体向けSDGs導入ガイドラインも示され、SDGsを積極的に推進する自治体も出てきております。
さて、千葉市の次期基本計画(10年計画)の計画期間は2022年から2031年。2025年問題など、本格的な人口減少、超高齢化の時代を迎えます。検討にあたっては、昨今あらゆる分野で語られるサスティナビリティ、いわゆる持続可能性が問われるだけに、より普遍的な思考と指標が重要であります。
そこで酒井が考えたのがSDGs。
近年国際的にも取り組みが進められているSDGsは、その最も標準的な物差しと言えます。掲げられた17の目標、169のターゲットは、貧困や格差、健康と福祉、気候変動に防災、質の高い教育など、私たちの自治体運営にも密接な関係にあるものが多分に含まれており、決して国際協力の枠にとどめるといったレベルのものではありません。今見えるもののみを追うといった傾向に陥りがちな政治の世界にあって、グローバルかつ普遍的、長期的視野にたった目標と現状をつなぎ合わせていく作業は極めて有意義であり、国政においても市政においても、その全体の政策に横串を刺すようなものであり、底流とすべきものであります。
2年前の第一回定例会、私自身、代表質疑において「国際都市・千葉としてSDGsに積極的に参画していくべき」と訴えました。市長からは「SDGsの理念は、本市が進めるまちづくりの方向性と底流を同じくするものと認識している。また、政策形成に資するとともに、多様な主体との連携の進化も期待できることから、次期基本計画に係る検討の中で、今後のSDGsの活用のあり方について検討していく。」との答弁がありました。
持続可能な都市形成へ、今後とも継続的に訴えて参りたいと思います。



