議会質問④
引続き、議会質問の概要報告その4です。
3.蘇我副都心について
平成12年、都市再生の重点地区として蘇我特定地区が指定されて以来、様々な計画策定とともに各種開発が行われて参りました。そしてこうした計画及び開発の進展に伴い、人口も急増。(表参照)また、駅の乗車人員についても、ここ10年で海浜幕張駅に次ぐ約23%の増加率となっております。
さて、その開発の中身でありますが、臨海部を中心に商業施設、スポーツ公園、道路などの整備が進められた一方で、駅周辺は然程代わり映えしないというのが実感であります。現に、5年前の議会質問でも取り上げましたが、当時「早急に取り組む」とされていた東口駅前広場整備を始め、西口自由通路の改修など一向に進展の兆しは見られず、副都心と位置付けられながらも駅周辺はアンバランスに取り残されてしまった感は否めません。
政令市移行から20年。千葉都心では千葉駅のリニューアルと西口の再開発、幕張新都心においても駅のリニューアルが公表された他、企業の集積、メッセや海の新たな活用法を模索するなど、都心の魅力向上に向けた都市形成が進みつつあります。では、第三の都心・蘇我を今後どうしていくのか?・・・
そこで、蘇我地区を副都心と位置付けた経緯、その整備の推進についての総括、ホームタウン及びスポーツ公園を今後の都心形成にどのように活用していくのか、などを質問しました。
答弁によれば、蘇我地区は鉄道の結節点でもあり都市機能を計画的に誘導すべき築として位置づけたことや、段階的に整備が進められ比較的短期間で年間2千万人が訪れるまちができたこと、スポーツをひとつの軸として都心の育成・整備にあたるなどの見解が述べられました。
「主張&最終答弁」
比較的短期間でいろんなものが整備されたという点は理解できるものの、2千万人の人々が訪れるまちになったという総括はいかがなものかと思います。あくまで一部の商業施設の集客数であり、駅周辺のにぎわいはむしろ弱まっているようにさえ感じます。都心形成の急所である駅周辺整備は急がれるべきであります。
また、鉄道の利便性としてはこれほど良い駅も珍しく、交通政策上の可能性は非常に高いと考えます。更に、ホームタウンについても、(私自身も研究して参りますが)プロサッカーチームの拠点などは願ってもなかなか誘致できるものではありません。他都市からしたらうらやましがられるような財産であるわけですので、もっと知恵を絞って活かして頂きたいと思います。
そこで、蘇我副都心の今後の方向性について、今後どのように考え、どのように取り組むのか、最後に市長の見解を求めました。市長からは、「駅周辺の整備については、地域や企業と意見交換を活発に行い、実現に向けた整備手法や着手時期について検討していく。また、スポーツ施設の集客力を最大限活用し、回遊性を向上させるなど波及効果を高め、にぎわいや経済の活性化が図られるよう工夫していく」との答弁がありました。個人的には、未来を感じて集積してきた新住民の子どもたちの世代が、将来もここに住みたいと思ってもらえるかが当面の勝負であると思います。定住促進の視点も併せ持ちながら、副都心形成にあたるよう重ねて求めました。




