防災の日 他
東日本大震災後、初の防災の日。寒川小学校で開催された中央区の防災訓練に参加して参りました。あいにくの天候もあり、急きょ短縮バージョンで体育館内で行われました。
地域の自主防災組織の方々をはじめ、同校の児童生徒も参加。AEDの活用法や人工呼吸のやり方、様々な応急手当についての体験学習が行われました。
また、別室では、低学年の児童生徒を対象に「いざという時」の対応について防災紙芝居が行われておりました。「避難をする際、どうやって逃げますか?」徒歩、自転車、自動車の三択でしたが、自動車と答えた子どもが多く…。正解が告げられた後、改めてパネルを使って解説をする講師の話を、子どもたちは目を丸くして聞き入っておりました。改めて防災教育の重要性を実感…。
(以下、9月1日の公明新聞のコラムより。)
先日、東京・江東区で開かれた防災イベントに、岩手県釜石市内の4人の女子中学生が招待されていた。彼女たちの役目は、東日本大震災による大津波から助かった体験を語ることだった◆あの日、津波は彼女たちの中学校の3階が浸水するほどの高さまで押し寄せた。迫りくる津波の恐ろしい音と逃げまどう人たちの叫び声。その中を彼女たちは2キロ離れた高台まで走り抜いた。地震発生後すぐに、高い所をめざして無我夢中で走り抜いたのだ◆大勢の被害者が出た中で、どうして中学生の彼女たちにここまで冷静な行動が取れたのだろう。生徒は言う。「『何か起こったら自分の命は自分で守る』が地元の言い伝え。それを学んで育ったから」「助かったのは奇跡ではない。言い伝えを守って訓練を重ねた結果です」と◆あす9月1日は「防災の日」。「地震が来たらすぐに高い所へ」といった、古の被災体験が継承された、“命を守る大事な言い伝え”が残っている地域もあるだろう。今年は改めて学ぶ年にしたい。
防災教育については、先の定例議会でも一般質問で取り上げさせて頂きました。一人一人が「自分の命は自分で守る」「率先避難者たれ」の理念を広く広めていくことが重要です。
9月2日 現場に知恵あり
ある市営団地の方々より、市役所に陳情に行きたいので同行して欲しいとの依頼を受けました。内容はお風呂対策。元々古くに建設されたこの市営団地にはお風呂が設置されておらず、多くの住民は近所の銭湯を利用しておりました。しかしながら、この銭湯が事情により急きょ休業。今後の再開についても目処はついておりません。その他の銭湯も高齢者の住人にとっては距離的に移動がままならず、何らかの対処を検討して頂きたいとのことでありました。
民間の銭湯の存続についての問題であり、一見致し方ない問題であります。私自身も区役所(地域振興課)や保健所(環境衛生課)を通じて浴場組合等にも延命策についてのはたらきかけを行って頂きましたが、近年減少傾向にある銭湯の存続はなかなか容易なことではないようであります。
しかしながら、お風呂のない市営団地がこうした近所の銭湯とともに成り立ってきたことをふまえれば、行政として何らかの手を差し伸べることも必要かと思います。
今回、陳情に同行して感心したのが住人(管理人さんと自治会長さん他)の方々のアイデアでありました。それは、団地内で唯一お風呂が設置された空き家(前の住人が介護の都合上設置されたようであります)の活用であります。また、その空き家の並び数軒も空き家が長期間続いており、合わせて活用できないかという考えです。席上、私からも「市内でお風呂のない市営住宅はどの程度存在するのか」うかがったところ、この市営団地のみでありました。空き家の活用については私自身、今年の第一回定例議会の一般質問で取り上げたところであり、正に意を得たりの感が致しました。
長年、空き家状態が続いている団地であり、若干の改修で有効な活用ができるのであれば、こうした住人に寄り添った施策こそ行政として取り組むべきと考えます。実現までには様々な問題もあろうかと思いますが、今後の展開に期待したいと思います。

