議会のあり方とは?=議会の改革への取り組み=
千葉市議会では、地方分権などの進展を背景に「市民に開かれた議会」を目指し、これまでに「政治倫理に関する条例」の制定をはじめ、議会質問における「(傍聴者が分かりやすい)一問一答方式」の導入や常任委員会の傍聴を可能とした他、請願・陳情の提出者の意見陳述の機会を設けるなど、様々な取り組みを進めてまいりました。
しかしながら、依然として「議会で何が決まっているのか?」「議員が何をしているのか見えない」といった声を耳にします。そこで、より一層市民に開かれた議会を目指し議会改革を更に進めるために、4月の改選(統一選)を機に、議会内に「議会のあり方検討協議会」を設置致しました。(各会派代表16名により構成されております。)
6月10日に第一回目、以降これまでに計6回の検討協議会が開催されました。「議会の基本理念」「議員の果たす役割」「開かれた議会」「議会の機能強化」「議員の資質向上」等様々な議論が行われた結果、「議会の基本理念」について意見の一致が図られ、9月28日に改めて全議員が集い経過報告会が行われました。
今後は、議会の情報発信や市民参加のあり方、監視機能や政策提言、議員定数や報酬、政務調査費制度のあり方等の具体的な課題について議論が進められる予定です。
議員報酬の見直しは・・・?
これまでに以下の見直しが行われております。
1.議員報酬を平成19年5月から5%削減、平成22年4月から更に5%削減。
2.政務調査費の透明性を図るため、平成20年度より1円以上全ての領収書
を添付、公開。平成22年4月から10%削減。
3.本議会や常任委員会などに出席した場合に支給されていた費用弁償を平成
20年度に全廃。
※今後の「議会のあり方」検討協議会で議員の身分についても協議されます。