被災地支援に全力
私たち公明党では、3月11日の東日本大震災発生直後より、速やかに災害対策本部を立ち上げるとともに、井上幹事長らが真っ先に被災地に駆けつけ、被災地の救援、復旧に全力を挙げております。また、自らも被災した各地方議員も懸命に救援活動を展開中です。
持ち前の議員ネットワークを生かし、迅速かつ的確な復興支援を政府に対し、提案・要望してまいります。
【被災地支援の具体的な取り組み】
■タンクローリーの高速道路通行を簡素化!
3月12日、救援物資を運ぶ民間車両を、緊急車両扱いにして通行許可を与えられるよう、政府にいち早く要望。警察に届出をすれば、救援物資の民間大型車両が通行できるようになりました。
■原発冷却に活躍。高さ58㍍の生コン圧送機を導入!
原発の冷却のため、高さ58メートルから注水できるドイツ・プッツマイスター社の生コン圧送機が活躍。遠隔操作が可能で、その模様が連日テレビでも報道されております。この生コン圧送機の導入を提案したのが公明党。支持者からの提案を、公明議員がすぐさま政府に打診。原子力発電所の冷却作業の切り札に!
■政府会見に手話通訳を起用
聴覚障がいを持つ人が災害情報を素早く入手できるよう、災害情報のテレビ放送に「手話通訳者の起用」を政府に要望。3月13日午後の首相・官房長官の会見から、手話通訳が配置されるようになりました。
■ドクターヘリが人命救助に急行~千葉県のヘリも現地へ
公明党が全国的に整備を推し進めたドクターヘリも全国各地から東北地方へ出動。合計19道府県から19機が、空からの人命救助に飛び回り、多くの命を救いました。
■国会議員歳費3割削減! 被災地の復興資金に
3月17日、山口代表が緊急提言を発表。国会議員歳費の3割を来年度1年間削減し、これを被災地の復旧・復興に充てるべきだと各党に呼びかけ。総額は45億7000万円にもなります。この未曾有の災害を前に、国会議員が身を削る取り組みが重要です。
民主、自民、共産、社民、みんなの各党党首の反応は、いずれも否定された方はなく、検討するとの基本的姿勢だったとのこと。今後の動向に注目!
「今、まず大事なのは何か」の急所を打つには、徹底した現場主義と「国民の命を守る」との強い信念が必要と考えます。
ひるがえって、現政府の対応はどうか。東電に居座り幹部を怒鳴り続けたこと、現地視察を強行しようとしたこと、野党への”配慮”といわれる震災担当大臣を自民党総裁に唐突に依頼したこと・・・。現場を知らず、置くべき軸足を大きく間違えているのでは。