千葉市の大規模な不正経理
千葉日報など、本日の新聞紙上でも報道されましたが、千葉市でも(数億円規模の)大規模な不正経理が発覚致しました。何とも情けなく、残念なことであります。
現時点で報道以上の情報は持ち合わせておりませんが、別途当局からもヒアリングをし、一議員として、不正の根絶に努めて参りたいと思います。
不信、不満、不安が渦巻く現代において、あってはならない機関や人物によるこうした不正は、社会の秩序を大きく揺るがすことにつながります。不信を増長させ、無用な批判も生まれます。関わった人物にはきちっとケジメをつけて頂き、不正を生みだした仕組みについては徹底的に解明し、修正していかなければなりません。
議員は、行政を監視・チェックする市民の代表でもあります。徹底して、取り組んで参ります。
水田は票田?
民主党マニフェストの目玉施策の一つでもある、農家の戸別所得補償について・・・。
公明党埼玉県本部(西田まこと代表=参院議員、参院選予定候補)が県内農家を対象にアンケートを実施。
アンケートによると・・・
戸別所得補償制度で「農業経営は良くなる」・・・4.9%、「現状と変わらない」・・・79.5%、農業経営は悪くなる」・・・12.5%
当初は、所得補償によって米農家の経営が安定し後継者も確保しやすくなるといった期待感もあったが、アンケートで「農業後継者が増える」と答えたのは、わずか4.0%、逆に「減る」は26.8%に達し、”バラマキ型農政”の限界が浮き彫りになりました。
さらに、「米以外に戸別所得補償がないのは不公平だ」との回答が54.5%と過半数を超え、「日本の農業をどうしたいのか、(鳩山政権の)将来ビジョンが見えないとの声がたくさんあった」とのこと。
日本農業の発展のために、戸別所得補償は本当に必要な政策なのでしょうか?この点は、別の機会に述べたいと思いますが、農業活性化のためにはもっと根本的な政策転換が必要と考えます。
いずれにしましても、この戸別所得補償のための財源は約1兆円であります。初の支給は参院選前の6月・・・。まさか、水田を票田ととらえているとは思いたくはないのですが・・・。