蘇我特定地区を視察
12月21日、都市活性化対策調査特別委員会として、蘇我エコロジーパーク、JR蘇我駅周辺地区を視察して参りました。
「蘇我副都心の育成・整備」が初めて位置づけられたのは平成12年3月。
以来約8年。近年、「フクダ電子アリーナ」、商業施設「ハーバーシティ蘇我」などのオープンを始め道路環境の整備も進んだ。しかしながら、駅周辺の利便性、にぎわい、景観・・・どれを取っても”副都心”と聞いて連想するイメージにはまだまだ程遠いと感じる。
JR各線の結節点であること、サッカーの公式戦時には多くの人が訪れること、都心部から程よい通勤距離にあることなどを考慮すれば、街としての発展の可能性は十分にあると考える。
住む人、訪れる人が魅力に感じる蘇我の街づくり・・・この地から立たせて頂いている議員として、課題意識を持って全力で関わっていきたい。
原油高騰対策に係る緊急要望書を提出
第4回定例議会にて一般質問に立つ
12月13日、第4回定例議会におきまして、前回に引き続き一般質問に立ちました。今回は、「地域」に焦点を当て、4つのテーマについて質問を行いました。概要は以下の通りです。
【バリアフリーの街づくりについて】
(1)公共交通におけるバリアフリーについて
Q:一枚のカードでJR、私鉄、バスを利用できるICカードについて、今年度及び来年度以降の導入予定を確認。また、千葉駅に設置されているバス情報案内システムの他駅への導入予定を確認しました。
A:ICカードについては、H18年度は68台、H19年度は153台に導入予定。H20年度以降も継続してノンステップバスの拡大にも取り組む。バス案内システムについては海浜幕張駅への設置を検討中。
(2)高齢者にやさしい街づくりについて
Q:今後予定している「新バリアフリー基本構想」の策定にあたっては、高齢者や障害者の関係団体を協議の体制に組み込むとともに、ハードのみならずソフトの面についても新たな課題を組み込み、実施方針を拡充するよう要望。
A:基本構想の策定にあたり、バリアフリー新法で位置づけられた協議会を設置し、高齢者や障害者団体の皆様にも参加して頂き、ご意見を伺う。また、ハード、ソフト両事業一体的な取り組みを示していきたい。
【町内自治会を中心とした地域コミュニティーづくりについて】
Q:町内自治会において停滞している加入率促進のため、行政の積極的な働きかけ、団体間の情報共有支援、インターネットによる地域活動情報の整備・配信に取り組むよう要望。
A:今後は、(自治会)未結成のマンション管理組合等に対し、新規結成や近隣自治会への加入を直接働きかけて参りたい。また、情報共有を働きかけるとともに、情報配信については、他都市の事例を調査し、検討して参りたい。
【地域防犯の強化について】
Q:本市における犯罪傾向及び各種防犯活動への市民の参加状況について確認するとともに、(東大和市の事例に基づき)市民の防犯意識喚起を目的とした公用車による防犯放送の実施を要望。
A:近年の傾向として、窃盗犯が全体の80%。昨年は「空き巣」「忍び込み」「ひったくり」が増加。本年は「自転車盗」が前年比14%増。防犯強化としては、公用車への青色回転灯の装着を推進するとともに、防犯放送については他都市の状況を分析する等、防犯力の強化に努めて参りたい。
【中央区内の諸問題について】
(1)大森町の街区公園建設について
Q:同地域の街区公園建設について、昨年、地域の代表の方々とともに要望書を提出したが、その進捗状況と完成の見通しについて確認しました。
A:同街区公園は、住区基幹公園整備計画による位置づけがあり、整備の必要性もあるため、実現に向け、現在、土地所有者と交渉中であり、了解が得られればH20年度には、整備を行う予定。
(2)生実町の公園建設について
Q:第二次5ヵ年計画にある同地域の「近隣公園」の計画・進捗状況及び、公園建設に関する地域の声にどう対応していくのか確認しました。
A:近隣公園はH22年度までに調査・測量を行う。また、同地域は、身近な公園や近隣住区の中心的公園が未設置のため、近隣公園の他、街区公園2箇所を住区基幹公園整備計画で位置づけており、計画的な整備を検討して参ります。