7月の17日から19日まで、北九州市・福岡市の行政視察に行ってきました。
公明党千葉市議会議員団として、5名で伺いました。
17日は午後から北九州市で、『定住、移住推進事業について』北九州市企画調整局地方創世推進室~定住・移住促進担当の職員から話を伺いました。
都市間競争の中で、北九州市の高齢化の先進都市としての現状をふまえた様々な取り組みは、参考になりました。個人的には、人口減少社会の中で都市間競争にそれほどの価値を認識出来てはいませんが・・・
千葉市も「ボーっと」していられないことを実感しました。
18日午前中も北九州市で、『介護ロボットのとりくみについて』(北九州市介護ロボット開発コンソーシアムについて)保健福祉局~先進的介護システム推進室の職員から話を伺いました。
こちらの所管でも、少子高齢社会の進展を背景に~千葉市でやっと取り組みを始めた介護ロボットについて国家戦略特区を活用して取り組みが行われていました。
介護現場での作業分析をはじめ、現場でのデーターを基に施策が進められていることに感動しました。
その後、『北九州市奨学金返還支援事業について』北九州市企画調整局政策部~企画課大学担当の職員から人口減少3年連続全国一をふまえ、市内企業に就職した若者の奨学金の返済を支援する制度について話を伺いました。
効果が出始めている取り組みに、何とかしようという職員の意気込みを感じました。
北九州市での最後に自治体で最初に導入を進めたと伺った『子ども食堂運営事業について』子ども家庭局子ども家庭部子育て支援課子ども食堂担当の職員から話を伺いました。
初当選された市長からのトップダウンによって市直営で2か所で事業が開始されたようでしたが、1年半後には民間への委託が行われ、現在市内14か所で事業が行われているとのことでした。
「子ども食堂は、こどもの貧困や生活困窮世帯の対策ではない!!」「地域の子ども達が安心して過ごせる子供の居場所!!」などの理念の元での取り組みと伺いました。
全国で2000か所と言われている「子ども食堂」への取り組みを千葉市としてもしっかり把握する必要性を再確認しました。
19日は、福岡市に移動して福岡市での先進的な取り組みである『シルバー人材センターについて』を午前中に伺い、午後から『里親普及事業について』それぞれの所管から話を伺いました。
『シルバー人材センターについて』は、公益社団法人福岡市シルバー人材センターの常務理事から様々な取り組みについて話を伺いました。大変刺激を受けました。
『里親普及事業について』は、こども未来局子ども総合相談センターの職員から、こども相談センターの事業の概要を含め、この間10年ほどの里親推進の取り組みと共に、千葉市でも今年度委託された民間事業者の実績や成果などについて話を伺いました。
大変盛りだくさんな充実した視察となりましたが、帰りはさすがに皆~疲労困憊の様相でした。
視察した内容を報告書にまとめると共に、議会での質問や政策提案に活かしてまいります。
ご面倒をおかけしました北九州市・福岡市の職員の皆様に心より感謝申し上げます。m(__)mm(__)m