10月11日から13日まで、保健消防委員会の常任委員会視察で、広島県呉市、熊本県熊本市に伺ってきました。
呉市では、国民健康保険の取り組みについて
- 医療費適正化に向けた取り組みについて
- 疾病予防対策事業について
話を伺いました。
呉市では平成20年からレセプトをデータベース化し取り組みを行っており、そうしたデータをもとに市民の健康維持に向けた施策の取り組みを伺いました。千葉市でもレセプトのデータベース化ができると様々な施策の実現が可能となりますね!
熊本市では、消防局と救急ワークステーションに伺って
- 防災サポーター制度について
- 救急ワークステーションでの取り組みについて
- ドクターカーについて
市役所では
- 障がい者サポーター制度について
- 熊本市CKD(慢性腎臓病)対策について
話を伺いました。
防災サポーター制度は大学生を対象としており、千葉市でも取り組みが始まっているものの、市内の全大学を対象とした熊本市での取り組みは参考にすべきと考えました。
また、救急ワークステーションやドクターカーについては、救急への取り組みや成り立ちはそれぞれの市によって異なっていることを前提に市内の医療機関とどのように連携していくかが重要と確認しました。
呉市でも、熊本市でも人工透析に移行しないための取り組みがなされていることが印象に残りました。
健康保険事業が厳しくなってきている現状をどのように打開し市民の健康を守っていくのか。千葉市にも参考になる取り組みであることを確認して視察を終えました。