京都市・高槻市を視察
年度末の30日・31日~公明党千葉市議会議員団の6名で、京都市と高槻市の『がんセット検診』についての取り組みを伺ってきました。
がん対策の中で、検診率の向上はどこの自治体でも大変重要な課題であります。
市民にとって、受診しやすい環境の一つとして~『がんのセット検診』は大変有用ではないかと考え、先進的な取り組みを早くから行なっている2市について、担当所管の職員の話を直接伺いました。
自治体としての個別の背景や課題はあるものの~女性特有のがんをセットにして受診できる体制や、保育つき検診など様々な工夫がなされている事に大変感銘を受けました。
人口や財政規模の違いはあるものの、そこで働く職員の意識によって~様々な施策の工夫が出来る事を実感しました。早速~6月議会の一般質問でとりあげて要望していく予定です。
また、そのほかに京都市の御池中学校・複合施設と、京あんしんこども館の現地視察を行ないました。
御池中学、複合施設は~建設の契機は学校統合であり、地元ととの協働で事業が実施され~事業手法としてPFI手法を導入していました。
学校の成り立ちも、千葉市のような行政主導でない事に驚き、地元とのパートナーシップも千葉のそれとは全く異なり~ 商業施設やデイサービスセンター、地域包括支援センターなどの多世代との交流が、大変自然に効果的に展開されており~意識の違いを含くめ~カルチャー ショックを受けるほどでした。
こうした施設が、本当の意味での「ひとづくりやまちづくりの拠点」と呼ぶにふさわしいと実感しました。
京都市子ども保健医療相談・事故防止センターの『京あんしんこども館』は、子ども保健医療相談を電話や面接で受けると共に、子どもの事故を予防する為の~情報の収集・分析・提供等を京都第二赤十字病院へ委託されて運営が行なわれていました。
子どもの大切な命を守りたい!という強い意志の感じられるセンター長のお話でした。
二日間、お世話になりました京都市、高槻市の職員の皆さんに心より感謝申し上げます。
先進的な施策を参考に、千葉市で政策提案できるように~しっかりと取り組みを行なってまいります。
大変にお世話になりました。有難うございました!