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東京における自公選挙協力の解消…昨日テレビ等で報道されました。
今回の10増10減に伴う両党の協議で交渉役となった西田議員が、昨日のぶらさがり会見に続き、Twitterでも事の顛末を投稿されておりましたので、以下に全文を記しておきます。

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本日の公明新聞にも掲載されましたが、「10増10減」に伴うここ最近の報道やコメントを見ていると、わが党が「強引だ」とか、あたかも欲をかき、自民党を脅しているかのような表現は、甚だ心外なので、交渉に携わってきた当事者として、一言申し上げたい。

1.東京29区は「国替え」ではなく「選択」

旧東京12区選出であるわが党の岡本衆議院議員は、今回の区割り改定で選挙区が分割された結果、一方の東京29区を「選択」しました。
それが「国替え」と報道されていること自体が間違いです。そもそも、29区は旧12区の一部であり、そちらを「選択」したまでです。
どの議員も同様の「選択」をしており、それを他党である自民党から「認めない」と言われる筋合いはありません。

2.交渉は「強引」ではなく「丁寧」

自民党議員が選挙区の「選択」をする際、こちらに相談されたことはないですし、それが自然だと思いますが、それでも、わが党としては「丁寧」に事を進めたい思いから、29区を「選択」することについて事前に萩生田都連会長と高島都連幹事長に説明し、茂木幹事長にも了解を得た上で、本年1月25日に公認を発表しました。
「強引だ」と言われるのは甚だ心外です。

3.「応援しない」と言われたので「推薦を求めない」

選挙協力というのは、対等に行われるものと理解しています。
しかしながら、岡本議員は高島幹事長から、「自民党の現場は応援しない」「ほかの人を応援するつもり」と言われたそうです。
「応援されない」のに、こちらが「応援する」のは対等ではないので、東京では推薦を求めず、選挙協力をしないと判断しました。

4.現在、公明は「289選挙区」に対し「9選挙区」のみ

全国289小選挙区のうち、わが党が議席を有しているのは現在9選挙区のみです。
これは明らかにバランスが悪く、10増10減に伴う新設の選挙区のうち、いくつかで擁立を求めることは決して強引なことではないと思います。
そのために、自民党と「丁寧」に交渉を進めてきました。

5.「千葉を諦めれば東京でもう1つ」だったのでは

交渉の中で、自民党から衆院補選の関係で、「千葉での擁立を諦めてもらえば、東京28区を調整・説得するので、5月いっぱいまで結論を待ってほしい」とありました。
信頼してその条件をのみましたが、5月末を待たずに「容認できない」との結論。
公党間の約束がいとも簡単に破られてしまうのは、残念でなりません。

6.「不誠実な対応」はどっち?

ここにきて、「東京28区では、すでに都連が候補者を決定している」と初めて明かした上で、これまでわが党は自民党現職がいない選挙区で交渉をしてきたにもかかわらず、代替案として、自民党現職がいる東京12区と15区を提示したことは、不誠実で、とても受け入れることはできません。
残念ながら、交渉は打ち切ることとし、東京の自公協力を解消することを党として決定しました。

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