2008-0408 討論:質疑が終われば討論の宣告、賛成・反対の旨と理由
●今月の疑問:『討論:質疑が終われば議長は討論の宣告をする、
討論は賛成・反対の旨とその理由を述べる』
◎新人議員の、勝手な活動報告2008-04-08です
別府市では温泉まつり開催、見事な扇山火まつり(野焼き)と満開の桜でした。
平成20年度の予算を審議した3月議会が終了。いよいよ新年度スタートです。
◆「議会とはどんな所?」コーナー
●今月の疑問:『討論:質疑が終われば議長は討論の宣告をする、
討論は賛成・反対の旨とその理由を述べる』
一般に『討論』といえば相反する意見を持つ2人がお互いに意見を述べ合って、
自分の意見の正しさを主張し、相手の意見の誤りを指摘する。
そんな遣り取りがイメージされます。
例えば、「党首討論」はどうでしょうか? 野党民主党の小沢代表が福田首相に
質問をぶつける。福田首相が答弁する。約1時間ほどのやりとりがTV放映されます。
福田首相は質問をぶつける側ではないので、厳密には対等な討論とはいえないと思いま
す。
むしろ、「クエスチョン タイム」の方が正確でしょう。
しかし、議会の『討論』の実像は、もっと趣が違います。
議案審議の順序として、「議案の説明」の次に「質疑」を行い、質疑が終了したら、
議長が「これより討論を行います」と討論の開始を告げます。
上程議案に対し、賛成討論と反対討論があるわけですが、事前に討論の通告が
必要です。ただし、別府市議会では賛成討論はまずありません。事前の委員会審査で
賛成の委員会議決をしているからです。委員会で反対意思を表明した議員が
本会議の表決前に反対討論を行います。議案に対する反対の旨とその理由を述べて、
該当委員会に属さない議員たちを反対意見に賛同させるためとされています。
しかし、反対討論を聞いて自分の意見を「賛成⇒反対」に変更する議員は、ほぼ皆無で
す。
もし賛成討論があったとしても「反対⇒賛成」への変更も皆無でしょう。
3月議会で、国民健康保険(国保)の保険料の改正(値上げ)が上程されました。
値上げの理由1は、4月からスタートする後期高齢者医療制度。75歳以上の高齢者を
国民健康保険から、新たな後期高齢者医療(保険)制度に移行します。この新制度を
支援するために保険料をアップする。
値上げの理由2は、別府市の国民健康保険の累積赤字を5年間で解消するために
保険料をアップすることが求められる。(本来は、詳細な説明が必要ですが割愛します
)
別府市議会では共産党のみが反対の意思表明をして「反対討論」を行いました。
しかし、私も含めて他の議員で「賛成⇒反対」に考えを変更する議員は
1人もいませんでした。では「反対討論」は無意味なのか?
私は「反対討論」の意味を、次のように考えるようになりました。
(あ)議案に対する反対の旨とその理由を述べて、
(い)議員たちに反対意見に賛同させることが目的、と説明されますが、
上記の(い)に関しては、実効性はまず無い
上記の(あ)に関しては、「反対」の意思表明とその理由が記録に残ることに意味があ
る
だから、形式に堕している面と実益を取っている面の両面があるのではと思います。
議会では形式を踏む・形式に乗ることが大切というだけでなく、求められています。
約1年間の議会現場を経験して思ったことです。
議会の『討論』の実像は、(少なくとも別府市では)形式と記録のための「討論」と思
います。
なお、県議会や国会では「賛成討論」も行われていることを念のためにお知らせしま
す。
今回の「討論」についてのレポートはいかがでしょうか?
◆「ただいま、市役所に交渉中?」コーナー(2008年2月・・・の続き)
《1》まず、前回までの経緯を整理します。
◆昨年の7月に、石垣の交通指導員のHさんから次のような要望を受けました。
石垣西のレストラン「リボン」前の通学路になっている交差点に安全対策をしてほしい
◆しかし、9月・10月・11月になっても市役所の対策が進まない
係長には急いでほしいと、控えめながらも(新米議員の手前)催促をしてました。
◆本年1月になって、Hさんから、激怒の電話が掛かってきました
まだ、対策が進まないのか?と。私には、まだまだ地域の当事者の切実さが
判ってなかったなと、猛反省をさせられました。
《2》そして、この2月と3月の進展は・・・
◆1月末に、Hさんから石垣の地域の顔役にこの話を持っていこうと誘われました。
Hさんと議員の私と、市役所の3者だけで勝手に進めるよりも、地域の主だった人に
相談しながら進めるほうが賢明だと思い、顔役さんに経緯を報告し地元の役員の
皆さんに説明をしておいてほしいとお願いしました。
◆しかし、その顔役さんがこちらが期待したようなスピードでは動いてくれません。
私は強い催促をやり難いので、ちょっと立ち寄って進展を尋ねましたが、
じれったい返事でした。一方、Hさんが私に進展確認をしてきます。私があるがままを
返答すると、Hさんが顔役さんに腹を立てるわけです。しかも、Hさんが顔役さんに直
接
ぶつけられない腹立たしさが、私に対する語調に表れるんです。
私は、一度依頼したからにはこちらも辛抱しながら事を運ばないといけませんねと、
Hさんをなだめました。同時に、請け負った相談をどう解決していくか?の宿題は
まだまだ続きます。決してHさんや顔役さんに文句を言いたいのではなく、
相談事に取組む議員の仕事も、社会の常識や人の心の機微を弁えることが大切ですね、
と
改めて痛感しています。
●いよいよ、4月新年度、我が家の子供たちも進級、進学。
議員2年目に突入しますが、常に周りの人に意見を聞きながら
初心を確認しながら、心新たに挑戦していきます。
●今月の俳句(オマケです)
まさをなる空よりしだれざくらかな (富安 風生)
啄木忌いくたび職を替へてもや (安住 敦)
しきりなる落花の中に幹はあり (長谷川 素逝)
●今回の活動報告は、「荒金たくおHP」にも登録しています。
2007年6月以後の活動報告も、既にHPに登録済みです。
今後は「荒金たくお」のHPにもアクセスしてみて下さい。
●「荒金たくおHP」のURLは、
https://www.komei.or.jp/giin/beppu/arakane_takuo/ です。
『活動報告』メニューバーをクリックして下さい。
