2007-1104 議会で発言するためには許可がいる?
●今月の疑問:『議会で発言するためには許可がいる?』
◎新人議員の、勝手な活動報告2007-11-04です
当面は試みにかつ勝手に、??コーナーを設けて報告をします。◆「議会とはどんな所?」コーナー
●今月の疑問:『議会で発言するためには許可がいる?』
皆さん、最近のTVでみた国会中継の予算委員会のシーンを思い出して下さい。野党の議員の鋭い?質問に、福田総理大臣や、舛添厚生労働大臣、石破防衛大臣が明快に?答弁する。こんなやり取りが繰り返されます。そして、お互いが発言するときには、「委員長!」と、発言する意思を伝えています。すると、委員長が「福田内閣総理大臣」と重々しく指名して福田総理がマイクの前に進み出て、答弁をしています。総理大臣といえども、委員長の発言指名がないと言いたいことが言えないわけです。
また、マイクから遠い席に座る大臣たち答弁者は、自分に質問が集中していても1回の答弁が終わればわざわざ自分の席に戻り、続けての次の答弁のために改めてマイクの前に出てくる。自席とマイクまでの往復にわざわざ時間をかける
マイクの横に答弁者用の席を置けば良いのになと単純に思いませんか?
私も別府市議会を初体験したとき、先輩議員が「議長!」と発言を申し出て、議長から「××番、○○君」と発言を許可されるやり取りに違和感を覚えました。初めは議会という特殊な世界の古い慣例が改善されることもなく続いているんだろうな程度に考えていました。
しかし、そのうちに本当は、議長の権限が予想外に強いからなんだと気付きました。例えば浜田別府市長が、提案内容を説明するときには、議長が「市長から、提案理由を説明したい申し出がありましたので、これを許可します」と前置きして、
「市長!」と発言指名をするのです。「へー、市長の発言も議長の許可があってできるんだな」と驚きを覚えました。
調べてみると、そのような議会運営の様々な決め事が「議会のしおり(議事必携)」として文書になっていました。その中で『発言自由の原則』として「議会は言論を通じて当該地方公共団体の意志を決定する機関である。従って、議員が職責を全うするためには、その発言が十分保障されなければならない。しかし、無制限に認めるものではなく、議長の持つ議事整理権に対しては、議員はひとしくこれに服すべきものである。」と発言の自由と制約を定めています。特に、発言が制約・制限される場合として、「発言は、議長の許可を得なければならない。議長の許可のない発言は私語と解され、議員の発言としての効力を有しない。」などを挙げています。難しい言い回しをしていますが、議場で発言するためには、「議長!」と挙手して発言許可を求め、議長がそれを認めて「4番、荒金議員」と発言を許すことが必要だということです。
一般社会で、こんなもったいぶった会議進行をしている組織・団体・グループがあるでしょうか? 既存の法律や条令の制約と過去からの慣例の集積でしょうが「議会」とは多くの時代遅れの決め事で運営されているなと思います。しかし他方、TVの「日曜討論」「たけしのTVタックル」「サンデープロジェクト」を見ていると、順不同な発言が多く、相手が発言している途中からでも割込んで、相手より大きな声で反論する。調整役の司会者からして、整然とした討論では面白くないとばかりに、討論より闘論をけしかけるほどです。
議長の権限で議会の秩序を守ることは、このような混乱を防ぐために辿り着いた議会の知恵かもしれないとも思います。皆さんはどう考えますか?
◆「今月のビックニュースに思う」コーナー
●続々と発覚した食品製造販売会社が消費期限偽装事件。
「白い恋人」の石屋製菓(北海道)
「ミスタードーナッツ」のダスキン(大阪府)
「比内地鶏」の比内鳥(秋田県)
「赤福餅」の赤福(三重県)
「黒豆プリン」ほかの船場吉兆(本社大阪府、福岡岩田屋に出店)
事件の詳細は、TV・新聞に詳しく、法的処罰も含め厳しい社会的制裁を逃れることはできないことは当然です。
その上で、どうしてこんなことになってしまったのか?
わたしが勝手に思うには、「今回だけの例外対応」のつもりが、いつの間にか例外でなくなった不適切な行為「一回だけの臨時措置」のつもりが、2回3回になり抵抗感が薄れた不適切な行為このような不適切な行為が重なるうちに、「もう一回だけ」「ばれなければ」・・・と自己黙認とでも呼ぶしかない理屈で自分を納得させた過ちの結果ではないか?
このような不適切な行為の自己黙認を、過去の自分にも自覚できる私は、この事件の解決策としては、厳罰化を論じる以上に消費者側の変化も必要だと思います。「賢い消費者は、手前の(賞味期限が近い)牛乳を買いましょう」というメッセージを思い出します。単純により新鮮な方を選択するよりも、製造・配送・消費サイクルを理解し、賞味期限が近い手前の商品から購入する賢明さが、社会全体に安全性を導くことになるのではないか?と思うのです。
皆さんはどうでしょうか?
◆「一般質問で何をききましたか?」コーナー
●今回は、10月末に開かれた決算特別委員会に関して報告します前年度の平成18年度一般会計・特別会計の歳入歳出決算書の認定審査が10月29日(月)30日(火)の二日間で行われました。7名の委員が、広範多岐にわたる1年間の予算執行結果を審査するわけです。執行部に対する質問や、自分の事前調査を用意して臨みました。しかし・・・8人中4人が1期目の新人です。まず決算書を読取ることができるのか?
その上で問題点を指摘できるのか?、正直、非常に困難でした。申し訳ないのですが・・・当人である私が言うのですから間違いありません。必然的に自分が関心ある部分で勝負するしかありませんでした。勝ったか?負けたか?・・・ご想像にお任せします。
ところで、別府市の財政規模(平成18年度)はどのくらいでしょうか?別府市の一般会計は約400億円、 特別会計合計(11件)は、約550億円、総合計約950億円の規模です。
(参考)大分市の一般会計は約1400億円
(参考)大分県の一般会計は約5800億円
(参考)トキハ百貨店18年度売上は、約637億円
別府市の一般会計規模は、思った以上に小さいのです。
●今月の俳句(オマケです)
木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ (加藤 楸邨)
灯火親し声かけて子の部屋に入る (細川 加賀)
