自分が、7月に防災士試験に臨むため、300ページにわたるテキストを勉強する中、日本の災害について様々なことを知りました。
勉強している時は、「ふ~ん、なるほど」「そういうことも有るんだ」等と、のんきに頷きながらみていました。
特に、集中豪雨や、火山災害、竜巻などは、自分にとって、あまり身近ではないものの、地域によっては深刻な課題であることは認識していました。
それが、この夏の集中豪雨による土砂災害や、御嶽山の火山噴火による甚大な被害を招くとは、よもや想像もしていなかった事態が起きています。
今9月議会における自分の質問は、1、認知症対策について。2、生きる力を身につけた児童生徒の育成について。というテーマで、将来のために、今から備えるべきこと等に絞った内容で行いました。
いうまでもなく、「備える」というのは、いずれ訪れるであろう危機や問題に対しての備えであり、それは、ある程度「想定」される事態をどうとらえるかによって自ずと変わってくるものだと思います。
しかし、自然災害だけでなく、子どもが被害に遭う事件も起こり、昨日には、市原市で自宅前から小6の男子児童が連れ去られてしまうという事件の報道もありました。
あまり触れたくはない悍ましい事件として、私の心に重苦しい刻印を残した「佐世保の女子高校生殺害事件」こそは、まさか・・・の極みであります。被害に遭った少女は、よもや友人によって命を奪われるなど、微塵も考えていなかったでしょうに・・・。
本当にどうなっているのでしょうか?
いったい、何に対して備えればよいのでしょうか?
交通事故についても、つい先日、交差点で青信号を渡っていた車に、右方向から赤信号で侵入してきた車に衝突された事案に関する相談がありました。
ここ最近も、地域の危険箇所の改善を求める相談が寄せられています。本当に「ひやり!はっと!」する所が町中には沢山有ります。
自分にできることは、微々たるものなのですが、少しずつ、一歩一歩確実に改善していくしかありません。