今年も恒例の地元青少年育成連絡会議主催「環境浄化活動」を行いました。
一昨年、初めて参加したときに、「拾い、剥がして28年」というタイトルでブログを書きましたが、
あれから回を重ねるたびに、色々なことを感じてきました。
今日は猛暑の中でも、70人近くの方々が参加し、無事故で終えることができました。
私は、いつものように、高速道路脇の道に沿った植え込みのゴミを拾って歩きました。
残念ながら、お酒の空容器を随分と拾う羽目になり、飲酒運転が疑われました。
そうかと思えば、菓子の袋や飴の小さな包紙を、金網の節目節目に丁寧にくくりつけているケースもありました。(一緒に歩いた人たちと「これは、毎日の散歩がてらにその都度とり付けていったのでしょう」と想像できるものでした。)
日頃から、道路や街中のポイ捨てに憤りを感じている私ですが、今日のように猛暑の中、朝から集まって、地域の環境美化のために汗を流す人がいることを、捨てた奴らは全く知らないのだろうよ・・・。
とやるせない気持ちになってしまいます。
それに輪をかけて、植え込みに、ある政党の「TPP反対」云々を記したポスターや、別の党の選挙区候補者のポスターが垂木とベニヤでしっかり埋め込まれていたりと、ルールを無視した選挙活動を目にしました。(貼ったもん勝ち的なやり方)
さんざん茹で上がった顔で集合場所に戻ると、小学生の女の子二人が飲み物をふるまうお手伝いをしていました。よくよく話を聞いてみると、公民館の女性職員の娘さんとそのお友達で、お母さんがこの清掃活動のため出勤するので、一緒に来てくれたとのこと。それも、朝早くに起きて、
千葉から!!!
私は「偉いね!ありがとうね。後でお母さんにごちそうしてもらってね!」等と言いながら帰ってきました。
帰り道、ふと、昨日の宝塚市役所の放火事件のことを考えました。
行政の職員は、一生懸命やって当たり前、何か至らなかったり、失敗したらこっぴどく非難され、何も問題なくても、希に逆恨みされたり・・・。と、大変です。
自分も議員という立場で行政に携わっていますが、よく言われる「自助・共助・公助」のバランスが本当に良くなったら、どれ程地域の課題が解決されるだろうか。とつくづく考えてしまいます。
選挙についても、投票率の低さを、政治家の責任にする人もいますが、私はそればかりではないと思っています。
世の中の問題を、「公」だけに押し付けて解決はできないし、そもそも自分の幸福を願うならば、自分の周りの地域社会も良くしていかなければならないと思うのです。
そういう意味では、選挙の投票率が上がっていくことも、一つのバロメーターだと思います。
自分たちの地域を・国を良くしていくために、本当に真面目に働く人物を送り出せすための選挙なのですから、託すに値する、期待したい人物を選んぶチャンスとして活かさなければなりません。
猛暑の中、候補者たち(特に私の一押し比例区候補:平木だいさく)の必死の訴えが多くの人の心に響くことを願います。