浅口市議会は、今日から12月定例議会がはじまりました。今日の本会議で栗山市長の政務報告では、大要次のとおり。
1、自然と共生した安心・安全のまちづくりの推進については9月の台風18号被害を踏まえ、①市内の郵便局と見守り協定、岡山弁護士会と被災者対象の無料相談会の協定を結んだ。②11/3に750名による市総合防災訓練を実施。初めて避難所開設訓練も行った。今後も地域防災力の強化に取り組む。2、効果的、戦略的な行財政の運営について、本庁・支所(分室)のあり方について、行財政改革審議会の答申を受け、今年3月に市の基本方針『総合的な市民サービス向上のため、本庁の機能・体制を強化し、支所分室は市民に密接に関連する窓口業務を維持し、規模を縮小して残す』を発表。11/21・22に市民説明会を実施。今年度中に基本計画を策定し、平成32年度までに新体制をスタートする。3、だれもが健やかに暮らし、支え合う地域づくりについては、①病気の早期発見、病気にかからないための「あさくち健康ポイント制度」を実施している。②1/23に正しい運動講習会を開催する。③11/28に障害者家族対象研修会を行う。④9/27に発達が気になる子どもと家族のための施設「にじいろパラソル」をオープン。⑤10/16里庄町と適応指導教室「たいかん塾」の協定。4、新たな観光戦略と移住・定住促進について、①浅口工業団地第1期工事として、明星産商株式会社に3.6haを売却。②10月には市内企業を対象とした「あさくち就職フェア2017」を開催。134人が参加。③引き続き市内進出企業の支援や環境整備に積極的に進めていく。などの報告がありました。
市長政務報告の後には委員長報告、議案の上程がおこなわれました。そして28年度一般会計・特別会計決算の討論・採決が行われ、すべて可決されました。なお、一般質問は来週12/4からはじまります。
今日の栗山市長の政務報告の中で紹介がありましたが、12月16日全国公開の「8年越しの花嫁」ですが、このロケが今年の1・2月に遥照山運動公園で行われました。この遥照山のシーンは映画のなかでも最も感動的な名場面を撮ったもの。日本の夜景100選にも選ばれた瀬戸内海の多島美もあり、映画で使われたベンチも整備し新しく出来る宿泊施設には映画のパネルも設置されるそうです。この映画のストーリーは岡山県内であった実話だそうです。私も、ぜひ観に行きたいと思います。地元浅口の景観も演出されれば、感動もひとしおだろうと今から楽しみです。