昨日と今日の2日間で市議会総務文教常任委員会の視察研修に参加しました。視察先は、徳島県鳴門市と兵庫県南淡路市です。鳴門市は、「市民協働のまちづくり」について。また、南あわじ市では、シティプロモーション「あわじ国」について視察研修しました。
鳴門市は、平成23年に自治基本条例を制定し、市民協働のまちづくりの根幹となる「地区自治振興会」を市内14地区に設けています。この地区自治振興会は町内会や婦人会、老人会など各種団体の代表者で運営委員会が構成され、その下に体育部会や環境部会などの専門部会があり、それぞれが主体的に地域行事やイベントなどを企画・運営しています。今、浅口市でも「協議型住民自治組織」の設立に力を入れていますが、当に先進的な事例だと思いました。
続いて、2日目の南あわじ市では、シティプロモーションとしてタレントの上沼恵美子さん出演の「あわじ国」のSNS動画を委託して作成していました。地方創生の交付金を活用して非常に奇抜なアイデアで当市の魅力発信に取組んでいました。
まだまだ、効果はこれからとのことでしたが、担当課職員の熱心さが非常によく伝わってきました。淡路の地産地消の直売所やレストランを完備した「美菜恋来屋(みなこいこいや)」も立ち寄らせていただきましたが、地元の野菜や特産品がずらりと並んでいてスケールの大きさがしっかりと感じられました。
2日間の視察研修でしたが、天候にも恵まれ、有意義な研修となりました。これからの浅口市の施策にも活かしていきたいと思います。