衆院は16日の本会議で、国民を守るための切れ目のない安全保障体制を整備し、国際社会の平和と安全へ日本らしい貢献を進める「平和安全法制」の関連法案を自民、公明の与党と次世代の党などの賛成多数で可決し、参院に送付しました。
法案は、自衛隊法改正案など10本の改正法案を1つにまとめた平和安全法制整備法案と、新法の国際平和支援法案の2法案で、内容は日本の安全に関する分野と国際貢献に関する分野に分かれます。
自衛隊の武力行使については、「自衛の措置」の新3要件に該当した自国防衛にのみ許され、もっぱら他国防衛を目的とした集団的自衛権の行使はできないとする政府の憲法9条解釈の根幹は堅持されています。
また、国際社会への貢献では、一般法となる国際平和支援法案が、自衛隊を海外に派遣するための条件として①国際法上の正当性、②国民の理解と民主的統制、③隊員の安全確保の3原則を定め、大きく歯止めをかけています。
賛成討論で公明党の遠山清彦衆院議員は、「日本は戦後70年間、憲法の平和主義の下、自国防衛のための専守防衛を貫き、他国に脅威を与える軍事国家とはならず、非核三原則を守るとの基本方針を堅持してきた。この平和国家路線は、今回の法制で何ら変わるわけではない」と訴えました。
審議時間も116時間を超え歴代6位、平成になって安全保障関連法案では最長となっています。決めるべき時には決める!大事なことでしょう。・・・・・・国民の皆さんにもこれからしっかりと説明をし、理解してもらうことも大事です。参院での論戦にも注目したいと思います。
〈草刈り!〉
今日の午前中は、先日の台風で破損したポスターの掲示板など、市内を見て回りました。回りながら数箇所の掲示板を撤収させていただきました。台風の後の片付けも何かと大変です!
そして、午後からはわが家所有の土地の草刈をしました。少々疲れ気味ではありましたが、何とか夕方までかかって刈り終えました。今日は、比較的過ごしやすく、約4時間が非常に短く感じました。・・・・・しかし、終わってみれば、疲れがドットきます! やはり、齢でしょう。