今日の午後からは、公明党OB議員の先輩お二人と笠岡市議会の斎藤一信議員といっしょに、玉島E地区にある「西日本循環型エコタウンセンター」を視察させていただきました。
この工場は、約3年ほど前から稼働させていますが、主にスーパーやコンビニなどから排出される生ゴミを100%再生させてバイオマス燃料や一部が堆肥にされます。この施設で使用される燃料は、化石燃料を全く使用せずすべてが持ち込まれた生ゴミから製造されたバイオマスチップで賄われます。CO2がほとんど出ず環境面でも非常に優れた設備です。処理される生ゴミのほとんどがバイオマスエネルギーとして再生されています。
生ゴミから再生されたバイオマスチップです。もちろん乾燥済みです。
プラスチック容器なども、再生エネルギーとしてチップになります。こちらの拠出カロリーは重油の約半分ですが、コスト面ではほとんどかかっていません。
この工場は、元々は「株式会社カワカミ」さんで、広島県一帯のコンビニ・7&11の店舗を手掛けている会社です。このエコセンターと隣り合わせでバイオマス設備の製造も手掛けておられます。
今は、民間事業が主体ですが、今後は地方自治体(広域行政)としても、幅広く投資されていく事業だと実感しました。すでに、香川県三豊市では、市から委託されて運営されています。①安価な設備投資 ②ランニングコストが安い ③CO2を排出せずに環境保全に貢献 ④雇用創出につながる・・・・・・などメリットは限りなく大きいようです!