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バックナンバー 2025年 4月 15日

自治会町内会の執行部、役員の負担軽減をと、一般質問で訴えました。
総務省は、令和4年4月「地域コミュニティに関する研究会報告書」を公表しました。
報告書では、「地域活動のデジタル化」や「自治会等の活動の持続可能性の向上」、「地域コミュニティの連携」などのほか、民生委員・児童委員との連携にもふれられています
地域社会においては、地域福祉や防災など、複雑化する課題への対応の必要性は高まっているものの、自治会町内会の加入率の低下など、地域のつながりの希薄化は一層高まっていると実感します。
またコロナ禍の影響により、活動を元に戻すことに相当の労力を費やしている地域もあると思います。
さらに、町内会長はじめ執行部役員の担い手不足により、大きな負担で疲弊しているのが今の課題だと思います。
地域活動を効率化し、負担軽減する手段として、デジタル技術の活用への期待も高まっていますが、なかなかICTの導入や活用に踏み切れないのも事実だと思います。
朝霞市において、自治会町内会の加入率が40%を大きく下回っている現状です。
市として、危機感を持って手を打っていく必要があると痛感します。
市として、自治会町内会がICTの導入や活用できるよう、支援ができるか伺います。

答弁では、自治会町内会の加入率は、令和6年1月1日現在で35.6%となっています。
自治会連合会においても、ICTの活用は有効であると認識されているので、市でも好事例を情報収集し、自治会町内会への情報提供や導入の支援について検討していきます。
以上、前向きな答弁がありました。
自身も今年度、地元の町内会長となり、少しづつですがデジタルツールを使っての発信をしていこうと考えています。
先日、執行部役員会で同意をいただき、これまで会議や連絡等、日程調整しわざわざ対面で行っていましたが、グループラインをつくり、簡単な連絡事項や確認事項などは、ラインで済ませるように変えました。
さらに、これから役員会臨時総会で承認いただきますが、ラインオープンチャットを活用し、デジタル回覧板を発信していきます(現在、試験運用中)
さらに、さらに、町内会でスマホ教室を開催予定しています。
様々な声はあるとは思いますが、賛同の声も多くいただいているので頑張りたいと思います。
ただ、このようなことを他の自治会町内会でも出来るわけでは無いので、市としては、町内会任せにせず、まずはデジタル化の方向性を示していただく上でも、市が主導で講習会などを実施いただきたいと強く要望しました。
私はこれまで高齢者向けのスマホ教室も何度も訴えてきましたが、朝霞市はいっこうに腰を上げません(とても残念です)
今回も何も動かなければ、朝霞市は他の自治体において、相当遅れてしまうと危機感さえ覚えます。
よく、国や他市の動向を見てと答弁いただくことがありますが、他は既に動いています。
どうか、しっかり市のご理解を強く願います。
少し熱が入り、失礼いたしました。
これから、自身ができることをしっかり進めてまいります。

一般質問の質問と答弁の要旨
手話通訳者等派遣事業の強化、ろう通訳の推進を取り上げました。
はじめに、ろう通訳とは何かを簡単に説明いたします。
通常の手話通訳は、発言者の言葉を聞こえる方が、手話でろう者に通訳します。
それに対して、ろう通訳は、発言者の言葉を、聞こえる方が手話通訳をし(この方をフィーダーと呼びます)それを見て、ろうの通訳者がろう者に伝わりやすい様に通訳することを「ろう通訳」といいます。
聴こえる私達には「なぜそんな手間をかける?」と理解しがたいでしょう。
それは、ろう通訳者は「ろうの文化」をベースに通訳しているから、ろう者により伝わるためです。
具体的に言えば、たとえば、私達がアメリカで通訳していただく場合、アメリカ人の通訳者か、日本人の通訳者か、どちらを選びますか?
やはり日本の文化を備えた日本の方に通訳いただいた方が安心するのではないでしょうか。
それと同じようなことです。
私は、令和3年9月の一般質問でも、ろう通訳の推進を議会で訴えました。
〜今回、朝霞市聴覚障害者協会の方からお声をいただきました。
それは手話講習会と同様に「ろう通訳養成講習会」の実施に向けて、予算を上げていただくところまでやってきました。
しかし、朝霞市長選挙が行われ、新規事業の予算は精査のためストップ、ということで流れてしまいました。
これまで、福祉課や社協や「手話教師センター」や朝霞市登録手話通訳者の方々や、朝霞市聴覚障害者協会の会員などと「ろう通訳養成講習会」「ろう通訳派遣」の実現に向けて、今まで意見を交わし合ったり、調整してきて、やっと実現できるところまできたところ、突然流れてしまってやりきれない思いでおります。
福祉課職員や社協の職員も同じ思いだと思います。〜
という内容です。
市民の方々が、政策実現のために汗水流して、長い時間頑張ってきたことを、行政の都合で停滞させてしまうと言うのはいかがなものか。
年度末近くに市長選挙があることで、次年度の予算編成、計上について、骨格予算となり新規事業などの予算は6月の補正予算にまわされる等は理解はするものの、市民の方々には関係ないことで、そこにしわ寄せがあってはならないと思います。
ろう通訳やフィーダーの養成講習の実現について伺います。

答弁は、ろう通訳を本市で導入するには、まず、NPO法人手話教師センターで実施する、ろう通訳者養成講座、フィーダー養成講座を受講し、手話通訳者等のスキルを上げてから、ろう通訳の派遣ができることになりますので、手話通訳者等派遣事務業務を委託する社会福祉協議会と調整し、実現に向けて検討してまいります。
以上、ほぼ質問した内容と答弁です。
議会後もしっかり見守ってまいります。
また、合わせて、日本手話言語条例とデフリンピックについても関連で質問させていただきました。

2025年4月の一般質問での質問と答弁要旨。
災害時の水の確保は重要です。
内閣官房水循環政策本部事務局は、全国の市区町村における災害用井戸の取組みを推進していくための実態調査を実施しました。
結果から、全国的にみても68.3%が災害用井戸の設置がないという状況とのこと。
生活用水として活用するためにも、民間の井戸を指定登録するなど、朝霞市でも整備が必要でいはないか。
市長に伺います。
市長は防災士でもあります。
水の確保の重要性は誰より理解されていると思います。
災害用井戸の整備について、市長のお考えを伺います。
市長答弁:民間の井戸については、飲料に適さないことが多いため、現状では活用の計画はありませんが、断水時の生活用水としての使用や、近隣住民の方の活用を含め、有効な活用方法となり得るため、災害用井戸の指定について検討します。
市長から前向きな答弁をいただきました。
私自身も防災士でもあります、今後も防災対策の強化をしっかり行ってまいります。

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