本日、議会最終日でした。
市長より提出された議案を、各常任委員会で審査した結果の委員長報告を無事終え(私は建設常任委員長)です。
各議案と今年度補正予算、議員提出議案、請願と、すべて無事に採決されました。
議員提出議案のひとつ「厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書」について、賛成討論を行いました。
かつて地方議会議員年金制度は、平成23年6月に廃止されました。
いまだに、議員3期やると年金いっぱいもらえるんでしょと言われることがありますが…
地方議員には、他もですが特権みたいなものは一切ありません。
改めて言うと、議員には退職金が無く、他の職業と兼業でなければ、国民年金の適用を受けるだけです。
加えて言うなら、議会日程や市民相談対応など、様々突然入る所用のため
議員専業を迫られる現実があります。
サラリーマン層から候補者を見出すことは容易ではありません。
厚生年金の適用を受けることができれば、老後の生活や家族を心配することなく選挙に立候補しやすくなるかと思います。
現実、私達の会派は定年制度があり、65歳を迎える年齢で立候補する事は出来なくなります。
現在は定年後の保証は公務員と違うので何もなく、その後の生活はどうするか…と言う心配は正直あります。
どこか正規雇用していただけるところがなければ、生活もままならないでしょう。
それはさておき
厚生年金への加入を実現することは、多様な人材の市議会への参画を促すことに大きく寄与し、議員本人には安心感を与え、意欲的な議員活動を励ます支えとなります。
厚生年金への地方議会議員の加入は、現在の議員のためというより、むしろ、未来の議員のための要望でもあります。
ただ、市民感情からすると、税金で報酬もらい年金までも賄うと言うのかと思う方もいるかもしれません。
愚痴を述べた訳ではありませんが、現状を少し分かっていただければと思い述べました。
以上のような内容を、今回の意見書に対して賛成の立場で討論しました。
とまあれ
今回の議会は、様々あって、とても疲れました…
議長の閉会宣言のあと、議場にて公明党朝霞市議団で写真を撮りました(利根川議員は諸事情のため写り込んでいません)
#朝霞
#議会定例会