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高校生が主催する「認知症の本当のこと」、学校で教えてもらえる機会がないなら、自分達で学ぼうと企画したオンラインイベントの第2弾!
私は2回目の参加!
楽しかった!
主催する高校生と出会ったのは昨年、彼女が高校2年生の時。
祖父が認知症と診断されたが、認知症のこと何も分からなかった。
どうして学校で教えてくれないのだろう?と。
今回2回目となり、中心メンバーが高校生2人と大学生2人と。
認知症のイメージは「ヤバイ病気でしょ」「認知症になったら何も分からなくなる」等々
認知症に対する偏見や差別があることも知る。
ゲストに1回目から引き続き、若年性アルツハイマー型認知症の当事者を迎え、学生達の認知症に対するストレートな質問がとっても興味深く、面白いです。
当事者として実感も含め伝えていただきました。
認知症になって言葉が喋れなくなっても、理解はしている。
初期症状の時、どう関わるかが大事と。
診断され、次の日から何も分からなくなる訳ではない。
出来ないこともあるけど、信頼して任せてもらえることと支えてもらえることを周りの人には理解して欲しい。
人に助けてと言える環境があることが大事。
認知症は治る病気ではない、衰えていくことは本人が一番良く分かる。
でも、今はITなどを駆使しながら、様々工夫しながら出来ないことを補うことができる。
挑戦し続けて困らなくなるようになる。
また、治療や生活のことを、介護者が決めていくのではなくて、本人の思いがあるのだから、一緒に決めていって欲しい。
それが一番欠けていると。
当事者への尊厳と、よく言われますが、口で言うほど簡単ではなく、でもそこが一番大事なことと改めて感じました。
こんなことも言っていました。
それは、病院の医師が診断するだけでなく、その後の生活のため認知症当事者のコミュニティなどを紹介してくれると助かるのに…と。
今回の参加者は学生を含め50人余。
当事者の方は有名な方ですから「私は声をかけてない、まずは学生達でやってみな」と見守っていたようです。
学生達の学ぼうとする熱がしっかり伝わってきました。
これからも認知症の本当のことを発信していきたいと。
話は変わりますが、朝霞市の小中学校で、認知症サポーター養成講座を授業で実施していただいたことが、どれだけ大事なことかと改めて痛感しています。
時間はかかりましたが、私が訴え続け出来たこと手前味噌ですが、良かったと思っていますが、まだ市内全校で実施している訳ではないので、このオンラインイベントに刺激を受け、さらに推進していこうと決意しました。
みなさんはどれだけ認知症のことを知っていますか?
主催する学生達にエールを送り、何かお手伝いすることがあれば喜んで参加させていただきます。
これからも応援します。
お疲れ様でした。

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