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人権問題講演会へ、事前に申し込みをして寄らせていただきました。
「老老介護4000日の奇跡」と題した講演。
生涯学習部が主催で「介護」をテーマにするというのは今まであったでしょうか…
時代なのかなって感じました。
私は市民活動やNPO法人の団体さんと一緒に、介護予防サロンなどいくつか寄らせていただいています。
通いの場という意味では、生涯学習の場も目的は多少違えども、同じではと個人的には思っています。
ただ実際にやっている方々は、介護予防のためにやっているわけではないし…そう思ってやっている方はいないと思います。
今回「介護」を「人権問題」と捉えていただくことは、当たり前の話ですが、なかなか理解されていないのではないでしょうか。
さて、今日の講師は、自身が癌の告知を受け治療するなか、妻が若年性アルツハイマーとなり、10年余介護生活をした経験を、テレビ取材された映像と共に話をしていただきました。
最初に、経験から認知症の一番の薬は「やさしさ」だと。
薬だけが薬ではないと。
もうひとつの薬は「音楽」です。
発症前は音楽の先生だったという妻は、童謡や唱歌を聞くと、笑顔になります。
歌ったりハーモニカで演奏したり。
その時の笑顔が印象的で、とても素晴らしいかったです。
私も「療育音楽」をやっているので、他にもウクレレなど、その方と上手くマッチングすることが大事ですが、やはり音楽は薬にはない治療として重要と確認できました。
本人から笑顔をたくさんもらえたと。
そのために自分が笑顔を忘れないと。
押し付けの介護はやって欲しくないと。
それぞれ本人の立場に立って欲しい。
家族の葛藤はどれほどあったか…
それを代わってあげることはできないけど、友人、地域が細やかな支えはできると思うと。
日本はまだまだ福祉国家ではない。
認知症に関しても、高齢者となり発症したものと、若年性とでは全く違うと。
講師云く「いつも一番聞いてもらいたい方がいない…議員さん居ないから言いますが…」と。
議員が一番勉強すべき人だと思うが、最後までいる人はいないと。
(今日はここにひとり居まぁす)
人権の原点は何か。
今、それぞれが責任を転嫁してはいないか。
もう一度考える時ではないかと。
今日の講演は「介護」から「人権」を考えるということで、最初にも述べましたがとても面白い企画ではないかと思いました。
認知症になったらおしまいだ!
だから生涯学習に励むのではなく。
認知症になることや介護は特別なことではなく、まわりの少しの支えがあれば、そのあとも地域での生活を送ることができるということ。
そして、これまで励んでいた歌やスポーツや手芸などといったものに、もう一度触れた時、本人の尊厳が戻ってくるのではと思います。
今日、生涯学習部で主催したということは、朝霞市では今後、庁内他課との連携を密に図り、介護を通して福祉的な面から人権を学んでいこうという現れでもあるのかと期待します。
私もこれまで、認知症サポーター養成講座を学校の授業の一環として実施していただいたことも、つながっているのだと確信しますし、今後は更に力を入れて拡大実施もしていただけるものと、重ねて確信します。
今日の講演には、酷暑のなか多くの方が来場されていました。
みなさん大変にありがとうございました。
そして、職員はじめスタッフで関わっていたすべての方々、大変にお疲れ様でした。

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