本日視察2日目、福岡県大牟田市へ。
認知症ケアコミュニティ推進事業について学びました。
はじめに担当部長より、18年の歴史なので時間内に収まるかと。
認知症施策に関しては10年先を行くと言われる大牟田市です。
平成14年度から始まった「認知症ケアコミュニティ推進事業」とは、認知症の人の理解が深まり、地域全体で支える仕組みをつくり、認知症になっても、誰もが住み慣れた家や地域で、安心して豊かに暮らし続けることができる「まちづくり」すること。
取り組みの中で私が注目したものは
ひとつは人材育成。
認知症コーディネーター養成研修の実施で、認知症ケアのアドバイスやケアの質の向上のための取り組みとケアマネージメントができる人材の育成をしています。
看護職や介護福祉士などが中心に、2年間有料で受講します。
卒業後は、専門医らと連携する認知症サポートチームのメンバーになったり、地域交流拠点など多くの役割りがあります。
もうひとつは、小中学生や高校生を巻き込んだ取り組みはすごいなぁと思いました。
小学校では4年生を対象に、認知症の学習を平成16年から実施しています。
そのなかで、認知症になったおじいさん、おばあさんのことを絵にする「絵本教室」があり、体験した児童は確実に認知症への認識が変わると実感しているとありました。
高校生では、声かけ訓練を体験したことで卒業後の進路に介護職を選んだ生徒がいると。
私も、認知症について子どもの時から学ぶ機会を、とこれまで訴えてきましたがなかなか進まないと悩んでいるところです。
でも大牟田市でも高い壁はあったと、課題は同じでした。
でも、地域でもそうですが、簡単に理解された訳ではなく、これまでの粘り強い取り組みが、学校の理解、地域での理解を得て、先進地といわれるまちづくりが出来上がったのだと感じました。
大牟田市は、認知症でも安心して外出できるまちへと掲げ、認知症の人を地域で見守ろうと、みながいつも当事者や家族が参加し、共に築くしくみができているまちでした。
本日の視察でヒントをいただきましたし、自身がこれからも課題とし活動していくための勇気もいただきました。
本日はお忙しいなか丁寧な説明をいただきましたことに感謝いたします。
ありがとうございました。




