滋賀県近江八幡市へ、
風景づくり、景観行政について説明をいただきました。
40年前から始まった風景づくり。
そもそもは八幡堀の保存再生運動からという。
琵琶湖に隣接する近江八幡市、琵琶湖を通る船は必ずこの堀に立ち寄ることを命じた豊臣秀次。
八幡堀には全国の物資と情報が集まるところとなったが
戦後、陸上交通が中心となり、八幡堀は無用の長物となっていった。
悪臭漂うゴミ捨て場となっていき、埋め立ての要望が住民から行政へ。
周辺住民の賛同を得る中で「堀は埋め立てた瞬間から後悔がはじまる」とまちづくり運動としての景観づくりが始まったということです。
400年の歴史を持つ八幡堀を今に残したこの運動は、全国に誇ることのできる市民主導のまちづくりとなっています。
この運動の目的は、「観光」のためではなく
「伝統文化の継承」「景観」であるところが市民の意識を高める要因でもあるのではないでしょうか。
この八幡堀と連続する水辺の風景、そして琵琶湖の原風景からなる、水郷風景計画
風景づくり条例、風景計画の策定とありますが、つよい規制があるわけでも法的拘束があるわけでもありません。
しかし、今までこれらを乱す建造物はなかったと言います。
特に旧市街地は市民の意識が高く、「私たちのまちは、私たちで守る」
との近江商人の家訓を継承するような強い自覚があるのではと述べていたのが印象的でした。
説明のあと副議長(公明党)も同行で、旧市街地と水郷地区を案内いただきました。
八幡堀の雰囲気のいいこと…よく時代劇や映画の撮影に使われるとのことで、スーツや洋服で歩いている方が変な時があるそうです。
また水郷地区では静かでのどかな田園風景が広がり、懐かしさというか日本の美というものを感じました。
ただ案内いただいた職員の方は、私たちはこれが当たり前なんですけどねと。
ここでも本当に市民の誇りと力を感じました。
後世に継承するということが大事であるし、そこに気付くことが大事なんだなと学ばせていただきました。
近江八幡市議会事務局、担当課の方々、多忙な中本当にありがとうございました。







