本日視察最終日、郡山市役所と隣接する「ニコニコこども館」を視察し、震災後にオープンした東北最大の屋内遊び場
「ペップキッズこおりやま」を視察しました。
この施設は民間企業の多大な協力無しには、存在しない施設です。
郡山市では震災前から、高齢者支援以上に子育て支援に力を入れてきたとのことです。
それは市の状況が、交通の便が良く福島県の中心部との位置づけもあり、転勤族が多く隣人を知らない、子育ての相談をどこにすれば…との背景があったとのことです。
ニコニコ子ども館では、屋内の遊び場がありスペースも十分で、妊娠時から乳児、幼児、児童、学童とすべてこの施設で対応できDV等の女性相談業務もあります。
震災後、放射能問題があり、皆さんもご存じのとおり、子ども達は屋外で遊ぶことができなくなりました。
そんな折、子ども達に屋内での遊び場をと。
小児科の菊池医師を中心とした若きプロジェクトメンバーが催した、屋内遊び場「夏のキッズフェスタ」を3日間開催。
そこへは3500人もの子どもが押し寄せ大盛況。
その活動にヨークベニマルの大高社長は、「私の心を揺さぶった」と。
創業の心である『地域のお役に立つ』ことはできないかと、福島県の新卒高校生の採用枠を増やしたりなど
また親会社会長に熱い思いを語り、グループとしての全面支援を取り付けたとのこと。
郡山市へ土地、建物を無償貸与する協定を結び、同時に屋内遊び場の遊具一式、総額1億6千万円の寄付をし、この素晴らしい施設が完成したと聞き、本当に感動しました。
私はこれが本当の人間の心だと、強く感じました。
実際に現場を見たら、本当に素晴らしいの一言。
ここには市外、県外関わらず、無料で利用ができます。
施設内のジュースの自動販売も格安で提供されていました。これも民間企業の協力。
あとはキッチン体験もでき、ここでは300円の料金はかかりますが、楽しさが想像できます。
遊具は大人でもわくわくするし、砂場もあります。
直線25mもあるかっけこのコースもあります。
1日1000人の利用があり、90分入れ替え制で1回150組の利用があるそうです。
運営資金は年間7000万円。
しかし市からの持ち出しはゼロ。国からの支援金が3分2で残りは寄付金によるそうです。
郡山市は放射能の問題は本当に切実です。
県外に自主避難されている方も多くいます。
残るのか、県外か、どちらの選択をしても辛いです。
ただ、おっしゃっていたのは、風評被害が一番辛いと。
ここにいるみなさんは、明るく生活していました。
私達も自身の目で見て、正確な情報をしっかり伝えていかなくてはと、改めて感じました。
今回の福島県への視察、全行程無事故で終了することができました。
同行したなかには、初めて被災地を訪れたという方もいました。
私は福島県には、また何度でも足を運ぼうと決意をしました。
そしてこの視察で得たことを、今後の活動に必ず活かしていきます。
また、情報を発信し続けて参ります。
今回、視察地で丁寧な対応してくださった事務局そして関係団体の方々、貴重なお時間を割いていただき本当にありがとうございました。







